プール開きライブ当日。衣装に着替えてプールの周辺に設置されている特設会場の裏手にいた。
衣装は先の話にあった通り、全員水着。しかもビキニ。全員色違い暖色カラー9色で用意されていた水着に着替えて済みで、響介は全員を激写していた。
響介「オフィシャルで美少女を撮影!!しかも6人はアイドル!!よかった!!この部活に入って良かった!!」
流奈「ねぇねぇ、アイドル部に入りなおせばずっと撮れるよ〜?」
響介「そうだな!!そうしよう!!」
鳴鈴「をい・・・・」
そんなやりとりをしながら定刻を待つ。あと30分もすればステージが始まる。
乃愛「本当にこの恰好で歌うのですか・・・・」
奏鳴「もう割り切れたんじゃなかったの・・・・?」
翼「仕方ないと思うよ。ボク達だって最初はそうだった訳だしね」
最初から出来たメンバーなどいない。そう聞かされた乃愛はすこし安心した様子だった。だからといって水着で人前に出るのが恥ずかしくなくなった訳ではない。
拍車をかけたのは・・・・アイリーンの一言。袖の外を見てきた彼女が腕組をしながらもどってきた。
たわわな胸がむにゅんと形をかえていた。響介はそれを撮影して鳴鈴に蹴り飛ばされ、燿は顔を赤くしながらそっぽ向いた。
アイリーン「お客は大入りですわ。さぁ、みなさん準備はよろしくて?特にEcriture」
3人共、首を横に振った。いや2人か。乃愛は大勢のお客さんがいると聞いて口からまたエクトプラズムがでていた。心の準備が出来ているとは到底思えない。
しかし刻一刻と時間は迫っている。
美久「が、がんばろう?わ、私もまだ慣れたわけじゃないけど頑張るから」
輝莉「そ、そうですよね・・・・!!」
星名「でも先輩方達は曲MVやグラビアで初めてじゃないしね」
でもやらなければ全国中継でテレビとネット視聴者と会場観戦者の前では歌えない。これは予行練習なのだ。
奏鳴「でもでも、9人で頑張りましょう!!私達も最初は恥ずかしかったですが、きっと2人にもできます!!」
翼「お。リーダーらしいコメントだね」
翼になでなでされてちょっと頬をあからめて照れる奏鳴。確かにそうだ。何回か水着姿を晒している彼女達も最初があり、恥ずかしかったろう。
プールサイドステージ・・・・つまり袖の先からプール開きライブの案内をする男の声がする。いよいよだ-----------
------------------------------------SCENE5へ----------------------------------
ログインしてコメントを確認・投稿する