翌日。待ち合わせは午前10時に入場ゲートの前。蛍は5分前に到着。入場ゲートはたくさんの・・・・本当にたくさんの人。100人はいそうだと思うところで恋美を探す。その恋美は入場ゲートの係員の前にいた。恋美の恰好は白い帽子に白いワンピース姿。清楚。何か落ち着かない様子で・・・・自分の髪をいじってみたり周囲のカップルっぽい人たちをみて俯いたり・・・・なんか可愛い。・・・・いやそんな事思っていないで合流しよう。
蛍「おまたせ。5分前に来たのに・・・・待たせちゃった・・・・かな・・・・?」
恋美「へ、平気よ。恋美も来たところだから」
本当かどうかわからないがとりあえずいいだろう。頬を赤くしてうつむく恋美が今日は可愛いと口にするとさらに顔を赤くする----------
恋美「な、なにそれ!!いつもの恋美は可愛くないの!?」
蛍「そ、そういうわけじゃないけど・・・・」
けど、何かあるごとに2本の刀を背中からだして「ね?ちょんぎっちゃう?」とか「歯をくいしばれやぁ!!」と言いつつ襲い掛かる女の子を果たして純粋に可愛いと言えるだろうか・・・・。
恋美「それはそれとして・・・・今日は女装じゃないのね。いいの?普通に男の子の恰好して」
蛍「あ、うん。お姉ちゃんとアンジュさんに相談したら博人さん達のおかげでケイオス達は回復に専念してるだろうから大丈夫だろうって」
恋美「そうでしょ?自慢のにいにいなんだからっ」
と大平原の平坦な胸を張る。恋美は兄を溺愛している。それを自分に向けさせる・・・・困難な事かもしれないが、今日はとりあえず頑張ってみよう。予習??はしてきたし、お化け屋敷に入っても大丈夫だろう。なにせ造りものではない本物の悪霊を最近相手にしたのだから。
恋美「さて時間がもったいないわ。行きましょう」
と恋美が手を差し出してきた。・・・・・・・・これは手をつないでいいのだろうか。試しに恐る恐る手をつないでみたが、恋美は特に怒る様子はなくニコニコしていた。余程遊園地が楽しみのようで気分が高揚しているのであろう。2人は係員にフリーパスを見せて遊園地内へ入っていく。
---------------------------------SCENE5へ-------------------------------
ログインしてコメントを確認・投稿する