鈴鳴神社にやってきたののかは真っ暗な境内を歩き、本殿前へ。奮発??して100円・・・・と10円を投入。
ののか「明日、成就しますよーに。消費税まで払ったんだからかなえてうによ?」
と手を合わせるののか。10円は消費税らしかった。なんの消費かはわからないが。
ガrンガランと賽銭箱の前の鈴をならす。そしてもう一度手を泡得ていると、蒼袴の女の人がやってきた。長い黒髪がよく映える。かなり手入れされているであろう。そして年上の思わせる大人の笑顔。魅力的なその笑顔に、感嘆の声があがる。
「あら。こんな夜にお参りだなんて珍しい人もいるものね。たまにいるのよね。運動部の人が明日勝てますようにとか夜にお参りする人とか。あ、紹介が遅れたわね。私は鈴鳴家到底の鈴鳴希望。高校1年よ」
といってお辞儀してニッコリ笑顔。ほんわかするお姉さんだなという感想。この’すずなり めぐみ’という人からはそんな印象をうけた。
希望「字はこう・・・・希望って書いてめぐみ。なんか過去最強の鈴鳴霊能者からもらった名前なんだって」
ののか「城ケ崎ののかです・・・・」
3つ年上の美しいお姉さんに恐縮してお辞儀。そんなののかの手をとって(>▽<)←こんな顔をした。
希望「もしかして、あのSTAR-MINEの!?キャー!!本人!?わーかわいー!!」
子供のように喜ぶ希望に、困惑する。この女性は大人な女性なのか・・・・それとも・・・・年相応の女子高生、という事だろうか。
希望「あ、ごめんなさいはしゃいじゃって。私、STAR-MINEのファンだから」
ののか「あ、ありがとう・・・・」
希望「ね、うっにうにしてみてよ!!ナマうにうに!!」
リクエストされたのでやってあげると、頬を赤くして子供のようにはしゃいで興奮する希望。興奮して何かがみなぎったのか、ののかを抱きしめた・・・・!!
希望「ナマうにうにありがとー!!・・・・・あ・・・・コホンコホン。ご、ごめんなさいはしゃいじゃって。STAR-MINEには知り合いの娘さんがいるものだから応援してるのよ。草薙律音ちゃん」
ののか「有名な人になったものね。日頃はポンコツなクセして」
希望「あはは・・・・手厳しいコメントね。それで?今夜のお参りは明日の決勝戦?への必勝祈願?」
ののか「そーですね。あとは・・・・自分事なんですけどー。日頃うっにうにとかして頭の中からカランカランと音がしそうに脳みそはいってなさそうにしてますけどー、これでも恋になやんだりしてるわけですよ」
希望「・・・・恋?勝利祈願と恋愛成就ね」
ののかは先ほどの鳴鈴とのやりとりを話す。希望は考える人の像ようなポースで考える。
希望「ん〜・・・・。だったらさ、先に告白しちゃったら?決勝ライブの前」
ののか「もし断られたら、テンションダダ下がりで出る事になりますしー。それはしたくないかなー。それに、1度’優勝したら’という決意、崩したくないですし」
希望「プライド高いのね・・・・。動画みてるだけじゃわからない部分よね」
ののか「良く言われますよ。うにうにしてる、な〜んにも考えてない脳みそカランカランあざとアイドルだって」
希望はもう苦笑するしかない・・・・。
希望「ま、まぁそれなら勝つしかないわねまずは。明日優勝できるように祈ってるわ」
ののか「ありがとー」
希望「ね、まだ時間ある?もうちょっとお話しない?」
ののか「いいですけど」
ののかは希望にお茶をふるまってもらい、賽銭箱の前で話をする事に。1人でいると紋々と悩んでいそうだったのでちょうどよかった。
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