mixiユーザー(id:5316474)

2015年07月12日11:03

128 view

7つめの音色〜Tokyo 7th Tone〜(7)/SS

自室に帰った律音。夕食後に劇画調になったあしたのジョーのようになって悩んでいた。


母親達にはこの大会が終わったらフリステスに行って第2のASSOCIATIONになるとは言ったものの・・・・・・・・まだ決心がついていないのだ。

なら残りたいか。皆で優勝し、メジャーデビューして活動したいと思う。しかし母親達の望み・・・・夢と言ってもいい。それを叶えてあげたいとも思うし、自分のさらなる成長にもなるとは思う。迷ってはいるものの、もう決まっているのだ。フリステスも編入に向けて手続きに入っているというのも母親から先日聞かされた。

決まったはいいものの・・・・メンバーに子の事はまだ言えていない。大会が終わってからのほうがいいだろうか?それでは遅いだろう。


とりあえず東日本選抜が終わったら言おう。そう決めた。


だが・・・・その前に。


相談するべき相手がいないだろうか。


律音「・・・・・・・・せめて・・・・・・・・アイリちゃんにだけでも・・・・・・・・」



流奈と同じくらいの親友であるアイリーン。彼女にだけでも相談してもいいかもしれない。

流奈よりも長い付き合いの親友アイリーン。


勝手に決めて・・・・怒られるかもしれない。しかしそれは覚悟の上だ。叱咤は甘んじて受けるつもりだ。先ほどの夕食の席でも家族には早く言ったほうがいいという見解で一致していた。


しかしいつ言ったほうがいいのだろうか・・・・・・・・


律音「いつ言ったほうがいいのかな。早いほうがいいって言っても・・・・もうすぐ予選だし・・・・」


と呟いたとき、バンとドアが開け放たれ、萌音が姿を現した。



萌音「いつやるか?今でしょ!!」

律音「今なの!?なにそれ、昔流行った流行語!?」

萌音「黙りなさい!!いつまで悩んでるの!!もう決めたんでしょ?」

律音「そうだけど・・・・」


萌音「覚悟決めて言っちゃえばいいよ。留学、嫌でもないんでしょ?っていうか、留学しなさい」


律音「なんで小学生の妹に命令されてるの私!?」


萌音「留学はしなさいよ。私が・・・・おいついてやるんだから」

律音「え、今なんて言ったの?」


萌音「何って、私の目標。留学してさらに大きくなった輝きの姉を追い越すっていうね。これでも私、今でも音楽の時間はちょっとは光るのよ?これでも」


そんな事、初めて知った。妹がユニバースモードになれる事ではない。妹の目標をだ。いつか自分を追い越す。そう言っているのだ。


萌音「お母さん達と私の為に留学して頑張ってきて」


そんな事を言われたら愛架の娘として、萌音の姉として、頑張るしかなさそうだ。律音は頷いた。


萌音「そうねー、その目標にたどり着く手始めとして、まずお姉ちゃんの中学に行かないとね。まぁ別に受験があるでもないし、問題ないけど。そしたらSTAR-MINE入りしてリーダーになって部員を牛耳る」


・・・・なんか腹黒い事を言っている気がしないでもないがまぁいいとしよう。姉が目標というのならば、抜かれ無いようにしなければ。


律音「頑張ってくるよ。フリステスで」


萌音「その前に、PROJECT-STAR-LIGHTで優勝、でしょ?」


律音「できたらいいね。それも頑張らなきゃ」



頑張らなきゃだらけになってしまった気がするが、全部頑張るつもりだ。まずは・・・・・・・・



----------------------------------SCENEFへ-----------------------------



0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年07月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031