夏祭りが終わり、その帰り道。ライブのあとの隅田川花火大会まで眺めていた深夜。
花火の話はそこそこに、帰り道の話題はやはりライブの事だった。
あれから始まったSTAR-MINEのステージ。月宵月華に負けず劣らずのステージに、月宵月華ファンも大盛り上がり。ステージは大成功だった。
「STAR-MINE、この短時間で3曲も仕上げてきたなんてすごいよね」
「どれだけ練習したんだろう」
「きっとすごい練習したんだろうね・・・・」
「それだけ努力してるんだし、激戦区と言われてた東京予選で勝ち抜ける訳だよね」
友人達は絶賛。同じく短時間で3曲仕上げてきた月宵月華も絶賛してもいいとおもうが・・・・話題にあがることはなかった。
そして奏鳴はというと----------
奏鳴「うにうににゃあにゃあうににゃあにゃあ、うにうにぴょんぴょんうにぴょんぴょん〜〜」
うっにうににされていた・・・・・・・・!!
3曲の中で、一番頭に残っていたのか、ずっとうにうにしていた。3曲目に歌われた曲というのもあるが、今までと毛色の違う曲なので尚更印象にあったのだろう。
「なんか、奏鳴がどっかの世界から帰ってこないんだけど・・・・」
「ずっとこうだもんね」
「まぁ確かに、すごく盛り上がった曲だったしね」
「それより・・・・・・・・」
奏鳴の友人の1人は月宵月華とSTAR-MINEのステージはよかったが、一番盛り上がったのは・・・・最期にでてきたユニットだろう。
伝説のASSOCIATINの一夜限りの復活。しかも聞いた事のない曲。こっちもこの日の為に用意されたとみるべきだろう。
「それと・・・・神凪・・・・草薙先輩と一緒に歌ったという・・・・あの2人。アリシアさんとコーデリアさんの娘という事だったけど・・・・」
「なんで一緒に歌ったんだろうね?」
「アリシアさんとコーデリアさんの娘・・・・。・・・・もしかして草薙先輩は・・・・愛架さんの娘?」
それを聞いたとき、奏鳴が急に現実に帰ってきて、「それホント!?」と顔を近づけてくる。
「いや、ただの想像なんだけど・・・・」
「な〜んだ・・・・。でももしそうだったらすごいよね?あの宮凪愛架の遺伝子を継ぐ者!!みたいな!!」
今度は別の想像の世界に旅立って行ってしまった。友人達はもう放っておく事にした・・・・。
大興奮のまま、八咫神社の夏祭りは終わり、また日常がもどってくる。
もうすぐ夏休みも終わる。
2学期のはじまりという事で学生には憂鬱な日常かもしれないが、奏鳴は楽しみで仕方がなかった。
STAR-MINEの誰かと会えるチャンスがあるかもと。
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