’STAR MINE’結成して1週間。曲創りも振付考案も衣装デザインも着々と進行していく中。レッスンは続けられた。練習の後、アイリーンは衣装のほうを、流奈は振付を、美久は曲創り。
そして名ばかりのリーダーの律音と担当がない翼とののかは机3つをくっつけて、なにやら話し合いをしていた。そして、紙に何かを書き込んでいる。アイリーンが衣装のデザイン画を描きながらその紙をみてみると・・・・
アイリーン「プロデューサー候補募集・・・・?」
そう、プロデューサー募集の髪だった。アイドル活動部の神凪律音宛とかかれたそのポスター、少々小学生の絵のような陳腐な女の子2人が手を振っている画が描かれている。律音とののからしいのだが・・・・いくら宮凪愛架の娘でも、絵心はなかったようだ。
ののか「そうよ。のの達だけでやれる事には限界があるわ。パソコンで動画編集、画像加工ができる人を募集して、ネットとかで宣伝してもらおうと思ってるの。その他、飲物買いに行ってもらったり、荷物持ってもらったり?で、募集は男の人」
美久「男の人限定・・・・?」
アイリーン「なぜ男性限定ですか」
翼「それがね・・・・」
ののか「だってぇ〜〜、男の人ならぁ、アイドル活動中、もしかしたらぁ、恋に芽生えるかもしれないじゃな〜い?アイドルとプロデューサーのイケナイ恋・・・・キャー!!」
翼「・・・・という事らしいんだ」
5人は揃って「はぁ・・・・」といまいち理解できるようなできないような返事。
まぁ分からなくもない。芸能人・・・・タレントと一番近くで接しているのはマネージャーやプロデューサーという人だ。タレントとマネージャープロデューサーと結婚するという話は結構多い。ののかもそれを夢見ているのだろうか。まだデビューできるかわからないのに。
律音「恋かぁ・・・・」
流奈「え?律音ちゃん、誰かすきなひといるの?」
律音がしみじみと言うので流奈が聞くも、今のところはいないという返事。いつかは恋もしてみたいというが・・・・。
律音「とりあえずこのポスター、掲示板に貼り出してくるね〜」
そういうと、律音は部室から出ていった。
ののか「ところでさ〜、律音先輩、な〜んで神凪なんて名前にしちゃってんの?」
アイリーン「お母様から聞いたのですが、草薙を名乗りますと宮凪愛架の娘とバレる可能性がありますので。自分の事務所のタレントの娘を出してきてしかもあの宮凪愛架さんの娘。出来レースと批判される事に対しての配慮らしいのです」
翼「なるほど・・・・芸名みたいなものなのか。・・・・でも僕はいいのかい?水鏡のままで」
アイリーン「大丈夫じゃないですか?翼さんの事は言ってませんでしたし」
本当にいいのか翼は思う。愛架はASSOCIATION活動中、言葉とのユニットのMILKY-WAYとしての活動も続けていた。となれば、言葉も十分トップアイドルとして名が売れている。アイドル声優言葉の娘・・・・いいのだろうか。まぁシャルリーゼロッテと風祭史記、そして社長の華南がいいというのだから大丈夫なのだろう。
さてそれはそれとして。プロデューサ候補。一体どんな人が応募してくるのだろうか。とりあえず画像加工、動画編集ができる男子なら応募可にしているが・・・・
ののか「イケメンが応募してきたらどうしよ〜〜〜!!きゃーーーー!!」
ののかはまだ妄想で暴走していた・・・・。
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