放課後。さっそく軽音部とコーラス部の活動を見学に向かった。両方とも、顧問の熱の入った始動で気合い入れてやっていた。
・・・・ちょっと声をかけづらい。
顧問の先生の激が飛ぶ。それに「はい!!」と返事して一生懸命に練習をしているのに・・・・それだけ頑張っている部活を辞めてくれとは言いづらかった。
律音「どうしよ?何か・・・・どっちも声、かけづらいね」
流奈「練習に気合い入ってるもんね。・・・・あれ?」
どうしようか迷っていると、軽音部は片づけを始めた。ベースやギター、ドラムが教室の隅に片づけられ、生徒たちは「今日もつかれたね〜」などと話しながら部室を出ていった。どうやら今日の練習は終わりっぽい。コーラス部はどうだろうと、音楽室へ向かおうとして・・・・
ふと、1人だけ、居残っている女子生徒がいた。女子生徒は、ピアノやベースなどを弾きながら紙に何かを書いている様子。3人が何をしているのかと部室に入って聞いてみると、3人に驚きながらも、作曲中である事を話してくれた。部活として何かのコンクールなどで発表する曲ではなく、あくまで趣味でやっているだけらしい。特に公で発表する気はないようだ。
女子生徒の名前を聞く。2年の音羽美久。みての通り軽音部所属で、作詞作曲が趣味。部活後、こうしてどこに発表するでもなく、曲を創っているのだとか。
それからいくつか質問をして、部室をでた。
アイリーン「惜しいですわね。作詞作曲ができる逸材・・・・」
律音「ぜひ来てほしいよね。美久ちゃんがいれば、オリジナルの曲で歌えるよ!!」
流奈「でも、公で発表する気はないって言ってたけど?」
律音「本心なのかなぁ・・・・あとでまた来ようよ」
3人は次に再度コーラス部へ。こっちは残念ながら、この日の部活は終わってしまったようで、誰も残っていなかった。後日改めて来ることにして、下校した。
メンバー集めを始めて1日だが・・・・既に3人は先ほど作詞作曲をしていた音羽美久に目をつけていた。やはり、作詞作曲ができる人は欲しい。ぜひ来てほしい。次の部活の日に改めて向かう事に。創った曲を表に出すきがなくても、誘えば気が変わるかもしれない。
律音「さぁ、頑張って誘うぞー!!」
流奈「おー!!」
アイリーン「いいのかしら・・・・表に出す気がないと言ってましたのに・・・・」
そんなアイリーンのつぶやきも聞かず、2人は誘う気満々だった・・・・。
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