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2026年07月12日10:43

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【配信連動企画】昭和プロレス年史外伝�⇔疣造冒匹襯供Ε丱薀�ーダ、マリオ・ミラノ伝説(11)

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マリオ・ミラノの初来日は68年5月日本プロレスの「ゴールデン・シリーズ」でした。当時のプロレス人気の異常な高さを現していたのが、このシリーズの開幕戦、5月18日徳島市体育館大会の前日、5月17日の大阪府立体育会館が「第10回ワールド・リーグ戦」の優勝決定戦でした。(ジャイアント馬場がキラー・コワルスキーを破り3連覇)

そのまま東京に戻ることなく、1日のオフもないまま、徳島から新シリーズが開幕、6月27日蔵前国技館まで全31戦が行われています。

シリーズ終盤には馬場のインターナショナル王座を狙ってボボ・ブラジルが力道山時代の57年以来実に11年ぶりに特別参加しています(6月25日愛知県体育館で馬場を破り王座奪取、27日蔵前で奪回された。)

ブラジルを別格とするとミラノはカリプス・ハリケーン(サイクロン・ニグロ)に次ぐ2番手の扱いでした。

馬場との対戦はよく知られております。ではアントニオ猪木とはどうだったのだろう?と思われる方がおられるかと思います。

初来日第1戦となった徳島大会でミラノはハリケーンと組んでいきなり馬場&猪木組と対戦。1本目猪木からフォールを奪っています。2本目は猪木がミラノから取り返し、3本目は日本組のリングアウト勝ち。

翌5月19日香川県観音寺市琴禅神社境内特設リングで早くも猪木とのシングルが実現。1本目はミラノが体固め、2本目は猪木がアバラ折り、3本目は45分時間切れ引き分けとなっています。

ミラノは6月17日仙台・宮城県スポーツセンターで馬場&猪木組のインターナショナル・タッグ王座に挑戦。1本目はハリケーンが馬場を体固め、2本目は馬場がミラノを片エビ固め、3本目は猪木がハリケーンをアバラ折りで2-1で馬場、猪木組の王座防衛。

8年後の75年1月にザ・バラクーダとして全日本プロレスに来た時もハリケーンが一緒でしたが、日本では64年4月3日蔵前国技館で力道山死後の日本プロレスに救世主として2度目のアメリカ修行から凱旋帰国した馬場の第1戦の相手を務め、45分時間切れ引き分けの死闘を展開したハリケーンの方が扱いは上でした。

インターナショナル王者馬場とのシングルマッチはこのシリーズはありませんでした。

2度目の来日は69年7月の第1次サマー・シリーズ。

エース格はザ・ブッチャー(アブドーラではなく、前回書いたスーパー・デストロイヤーのドン・ジャーデンの素顔での変名)でまたも2番手。

シリーズ終盤にはディック・ザ・ブルーザーとクラッシャー・リソワスキー組の「ブル・クラ」が初めて揃って来日しました。

開幕戦の7月18日後楽園ホールでミラノはザ・ブッチャーと組んで馬場、猪木組と対戦。1本目は馬場がザ・ブッチャーを体固め、2本目はザ・ブッチャーが馬場を体固め、3本目は外人組の反則勝ち。

翌7月19日足利市月見ヶ丘体育館で初めて馬場とのシングルマッチ(30分1本勝負)が実現し11分39秒、両者リングアウトの引き分け。

このシリーズのタイトル戦線の主役はザ・ブッチャー、ブルーザー、クラッシャーであり、ミラノは8月9日、愛知県体育館で大木金太郎のアジア・ヘビー級王座に挑戦。

1本目は大木の反則勝ち、2本目はミラノが体固め、3本目は大木がエビ固め。2-1で大木が王座防衛。

8月14日広島県立体育館ではブルーザーと組んで猪木、吉村道明組のアジア・タッグ王座に挑戦。1本目は日本組の反則勝ち、2本目は吉村がミラノを回転エビ固めで降し猪木、吉村組が2-0のストレート勝ちで王座を防衛しています。

このように、ミラノはトップの扱いではありませんでしたが、シリーズを支える重要な名バイプレイヤーとしてその存在感を存分に発揮しています。

猪木との対戦はこのシリーズが最後となりました。

71年12月猪木が会社乗っ取りを企てたクーデターの張本人として日本プロレスを追放・除名処分となりました。

ミラノはその直後の71年12月、「新春チャンピオン・シリーズ」に3度目の来日をしています。

ボボ・ブラジルが1月6日、大阪府立体育会館のみ特別参加。(馬場のインターナショナル王座に挑戦して2-1で敗れる)、他はザ・ストンパー(モンゴリアンのアーチ・ゴルディではない、ガイ・ミッチェルの変名)、デール・ルイス、ジ・アサシンズB(ジョー・ハミルトン)等の他、

ミル・マスカラスの実弟(ドスカラスとの間の兄弟)であるエル・シコデリコ(当時はサイコデリコと表記)、このシリーズ日本で心臓発作により客死するという悲劇、2月1日)の最後を遂げるルイス・ヘルナンデス(ジノ・ヘルナンデスの実父)などのメンバーが来日しています。

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