87年全日本プロレス「創立満15周年記念ジャイアント・シリーズ」10月25日、京都・伏見醍醐グランドーム(観衆3,100人超満員発表)大会。
ジャパンプロレスの興行部門であるジャパンプロレス興行の閉鎖に伴いジャパンプロレスの選手たちの去就が注目される中、開幕戦の10月2日、大田区体育館から欠場していた谷津嘉章がこの日、京都の会場に姿を現し、仲野信市と共にジャイアント馬場、ジャンボ鶴田らと会談の場を持ちました。
結果、ジャパンプロレスは解散、谷津、仲野、寺西勇、永源遙、栗栖正伸所属選手5人全員と、ジャパン分裂後に入門したスーパータイガージム出身の練習生、北原辰巳(光騎、当時23歳)が全日本プロレス入りする事に決定しました。(元大相撲十両、玉麒麟こと田上明は、全日本プロレスが大相撲からの転向組が相次ぎ、日本相撲協会との関係が悪化していた為、馬場の判断でジャパンに入団したことにされており、形式上は全日本入団扱いとなるが、実質的には移籍ではない)
長州力以下長州軍団が去ったジャパンプロレスは7か月しか持ちませんでした。
メインイベントは全日本プロレス本隊対天龍同盟6人タッグマッチ、鶴田&タイガーマスクに正式に全日本の一員となった仲野のトリオが天龍源一郎&阿修羅・原&川田利明組と対戦、19分19秒、鶴田がバックドロップからの体固めで川田をフォールしています。
セミファイナルはアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズが登場、輪島大士&ハル薗田組と対戦、4分20秒、アニマルが雪崩式オクラホマ・スタンピートからの体固めで薗田からフォールを奪いました。
全日本プロレス本隊対国際血盟軍、馬場&ザ・グレート・カブキ&ジョン・テンタ組とラッシャー木村&手強い助っ人外国人 テリー・ゴディ&鶴見五郎組の一戦は、11分25秒、カブキがバックドロップから鶴見を体固めに決めて全日本本隊の勝利。
石川敬士は前日の24日姫路大会でのアジア・タッグ王座防衛戦で首を痛め25日から最終戦の31日まで欠場です。
前日の姫路大会を欠場した大熊元司がこの日から出場、タイガー・ジェット・シンとシングルマッチで対戦、2分55秒、シンがインド式足4の字固め(サソリ固めのステップオーバーする前のような技)でギブアップ勝ちしています。
渕正信&高木功組はドクトル・ワグナー・ジュニア&アンヘル・ブランコ・ジュニア組と対戦、8分18秒、バックドロップからの体固めで渕がブランコJRを撃破。
サムソン冬木vsジョージ・ワインゲロフのシングルマッチは10分55秒、ワインゲロフが冬木のタイツを掴んでのエビ固めで丸め込んでの勝利。
国際プロレス時代の黄金カード、マイティ井上と寺西のシングルマッチは12分27秒、両者リングアウトの引き分け。85年のジャパンプロレス来襲以来敵対していた両者ですが、寺西の全日本入団で国際プロレス時代以来の両者のタッグチームが実現するか?
永源遥&栗栖正伸組vsスポット&スパイクのザ・ムーンドッグスは8分11秒、スポットがレフェリーの死角を突いて隠し持っていた凶器(動物の骨)で永源の喉を一突きしての片エビ固めでムーンドッグスの勝利。
第1試合は百田光雄が10分25秒、逆さ押さえ込みで小川良成をフォールしています。
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