全日本プロレス87年「創立15周年記念チャンピオン・カーニバル」大詰めの4月23日新潟市体育館(テレビ収録、観衆3,400人超満員発表)大会。
メインイベントはPWFヘビー級王座決定戦、スタン・ハンセンと輪島大士の一戦、4月17日鹿児島県立体育館ではハンセンとドリー・ファンク・ジュニアが対戦、15分38秒に両者リングアウトの引き分け。試合後、ドリーは同王座決定戦の出場権利を輪島に譲ると表明、この日の対戦となりました。
輪島はハンセンのセカンドロープからのエルボードロップをかわし場外へエスケープ。ハンセンも輪島を追ってリング下に降りて場外乱闘に。ハンセンは場外で輪島を担ぎ上げてバックドロップにいこうとした瞬間、輪島はエプロンを蹴り、両者場外の柵を超えて倒れこみリングへ戻れず12分36秒両者リングアウトの引き分けとなりました。引き分けの為、王座は空位のままでシリーズ最終戦、翌4月24日の横浜文化体育館での再戦に持ち越しになりました。
輪島、殊勲のドローなのでしょうが、ハンセンの新日本プロレス時代からの暴れっぷりを知る者である私としては「ハンセン、付き合うな!」という感じでした。
セミファイナルはジャンボ鶴田&天龍源一郎組と谷津嘉章&仲野信市組の対戦、仲野が鶴田をキレさせたミサイルキックを放った1月17日山口県徳山市(現在の周南市)体育館以来の同一カード。仲野のミサイルキックを顔面に受けて唇を切った鶴田が仲野のすくい投げをなぎ倒して振り払い、最後は急角度のバックドロップで叩きつけてフォール勝ちした曰くつきのカード。この時は17分27秒、天龍がパワーボムからのエビ固めで仲野を倒し、鶴田&天龍組が勝利を飾りました。
セミ前に組まれたのは全日本対国際血盟軍頂上対決、ジャイアント馬場対ラッシャー木村の一騎討ち。両者のシングルマッチは前86年6月12日、日本武道館でのスペシャルマッチ以来10か月ぶりで、この時は10分28秒、馬場が秘技?ジャイアント・ラリアットからギロチンドロップを決め体固めでフォール勝ちしています。
R木村の凶器攻撃に怒った馬場は、R木村をロープ際で倒しストンピング攻撃。そこへR木村のセコンド、鶴見五郎が乱入し、馬場を攻撃した為にR木村の反則が取られ。12分26秒馬場の反則勝ちとなりました。
タイガーマスク&ザ・グレート・カブキ組とテッド・デビアス& ピート・ロバーツ組の一戦は10分58秒、タイガーマスクがダイビング・ボディアタックからの片エビ固めでロバーツからフォール勝ち。デビアス&ロバーツ組は渋くて魅力的なチーム。
全日本対国際血盟軍、石川敬士&高木功組vs阿修羅・原&鶴見五郎組は10分58秒両チームリングアウトの引き分け。
ドリー・ファンク・ジュニアは渕正信組とタッグを組んでトミー・リッチ& ジェリー・オーツ組と対戦。これまで、ドリーと渕はこれまで格の違いからタッグを組む機会がありませんでしたが、今回初タッグ。17分54秒、ドリーがグラウンド・コブラツイストでオーツから3カウントを奪いました。(決まり手はエビ固め)
なお、ドリー&渕組はこれより8年7か月後の95年「世界最強タッグ決定リーグ戦」にエントリーしています。
この日はこれまでの第1〜3試合に出た8人と試合が組まれなかった百田光雄の9人が参加してのバトルロイヤルが組まれました。出場選手は全日本からマイティ井上、大熊元司、ハル薗田、川田利明、百田光、小川良成。ジャパンからは寺西勇、永源遥、栗栖正伸。
百田、川田、小川が残り、川田がジャックナイフ式エビ固めで百田をフォール。その上から小川が川田を押さえ込み6分29秒体固めで小川が優勝しています。
全日本対ジャパン、M井上&川田組と寺西&永源組は11分52秒回転エビ固めでM井上が永源からフォール勝ち。全日本同士の大熊と薗田のシングルマッチは11分2秒両者リングアウトの引き分け。
第1試合の全日本対ジャパン、小川と栗栖のシングルマッチで8分50秒、バックドロップからの片エビ固めで栗栖が勝っています。
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