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2026年01月29日07:14

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週プロ流智美あの日あの時予想2025年総括(23)

第394戦、6月11日発売号●【予想】NWA世界ヘビー級王者テリー来日、鶴田が挑戦、NWA世界ヘビー級選手権試合、ジャンボ鶴田試練の十番勝負第3戦vsテリー・ファンク(76年全日本プロレス蔵前国技館)【正解】猪木&新日本が夕刊スポーツ紙の一面に念願の初登場、アントニオ猪木&柴田勝久組vsリップ・タイラー&エディ・サリバン組(72年6月13日新日本プロレス大田区体育館)

【参考】 2014年6月11日発売号は、天龍の「付け焼き刃フィニッシュ」が残した大事な教訓、天龍源一郎国内デビュー戦、&ジャイアント馬場組vsマリオ・ミラノ&メヒコ・グランデ組(77年全日本プロレス世田谷区立総合体育館)

【予想解説】76年「NWAチャンピオン・シリーズ」は5月21日後楽園ホールで開幕。

シリーズ全戦参加外国人がホースト・ホフマン、ジミー&ジョニーのバリアント・ブラザーズ、ロード・アル・ヘイズ、コシロ・バジリ。シリーズ前半にはディック・マードック、終盤には第51代NWA世界ヘビー級王者テリー・ファンクとその介添役としてボブ・ガイゲルが特別参加。

日本陣営の助っ人としてアントン・ヘーシンクが参加しています。

バリアント・ブラザーズはニューヨーク地区でWWWFタッグ王者だったチームでした。バジリは後のアイアン・シークで全日本には初参戦、ガイゲルはレスラーとしては二線級でしたがカンサス地区のプロモーターであり、後にNWA会長を務める人物です。

開幕戦のメインは馬場、高千穂明久組がマードック、ヘイズ組に2-1で勝利。ザ・デストロイヤーはホフマンと時間切れ引き分け。

バリアント・ブラザーズは鶴田、ヘーシンク組と対戦。鶴田は場外でバリアントスの椅子攻撃で額を割られて流血。試合は暴走したバリアント・ブラザーズの反則負けとなっています。

5月29日熊本市体育館ではバリアント・ブラザーズは馬場、デストロイヤー組とインターナショナル・タッグ王座戦の前哨戦。

しかしこれが酷い内容で1本目は10分26秒にジョニーがデストロイヤーを片エビ固め。2本目は37秒でデストロイヤーがジョニーを体固め。3本目は7分45秒にジミーが馬場をフォールしてバリアント・ブラザーズの勝利。

バリアント・ブラザーズが取った2本は姑息な反則を使っての勝利で2本目のデストロイヤーの37秒のフォールは普通の試合であれば痛め技に過ぎないダブル・二ースタンプ1発で決まっており、「え〜!!」の連続だった試合でした。

バリアント・ブラザーズは1本終わる毎にリング下の放送席で何やらマイクアピールを繰り返しました。最後も何故馬場がフォール負けしたのかよくわからずに終わりました。

6月2日、久留米・福岡県立体育館では馬場、鶴田組のインターナショナル・タッグ王座にバリアント・ブラザーズが挑戦。1本目は10分43秒に鶴田がダブルアーム・スープレックスからジミーを片エビ固め。2本目は3分14秒に馬場がアトミック・ボムズアウェーからジョニーを体固め。2-0のストレート勝ちで馬場、鶴田組が10度目の防衛に成功しています。

6月8日新潟県長岡市厚生会館(現アオーレ長岡)からテリーとガイゲルがマードックと入れ換わりに参戦、テリーはヘイズとのタッグで馬場、サムソン・クツワダ組に2-1で敗戦。

6月9日新潟市体育館では馬場とテリーがノンタイトル60分3本勝負で対戦。今回のテリーのタイトル戦は11日蔵前での鶴田戦1度だけ。

1本目は12分23秒に馬場がアバランシュ・ホールドで体固め。2本目は4分22秒にローリング・クレイドルでテリーが勝利。決勝の3本目は4分52秒に両者リングアウトで1-1の引き分けとなっています。

馬場にとってはテリーは兄のドリー・ファンク・ジュニア、ハーリー・レイス、ジャック・ブリスコと比べて格下でありタイトルに挑戦する気はなかったと思われます。

6月11日蔵前国技館では鶴田試練の十番勝負第3戦、テリーに鶴田が挑戦したNWA世界ヘビー級選手権試合が行われています。

試練の十番勝負第1戦は3月10日日大講堂で前AWA世界ヘビー級王者バーン・ガニアと1−1から両者カウントアウトで引き分け、第2戦は3月28日蔵前国技館での国際プロレスとの対抗戦で国際のエース、IWA世界ヘビー級王者のラッシャー木村と対戦(ノンタイトル戦)、1−1から両者ダブル・フォールとなり引き分けとこれまで2戦2分。

1本目は15分50秒に鶴田が前方回転エビ固め。2本目はテリーが6分5秒にローリング・クレイドルで返し1-1。

決勝の3本目はフライング・ボディシザースドロップ狙いに来た鶴田をテリーがそのまま鶴田の身体を受け止めてトップロープに喉を打ち付け、ダウンした鶴田を押さえ込んで5分12秒に体固め。

2-1でテリーが勝利しタイトル防衛に成功しています。

鶴田は試練の十番勝負は1敗2分となりました。この試合を観客席から大相撲・二所ノ関部屋の幕内力士、天龍が観戦しており、プロレス転向のきっかけになったのは有名な話です。この日の蔵前は7,200人発表で満員とはなりませんでした。

【正解解説】72年3月6日大田区体育館「旗揚げオープニング・シリーズ」開幕戦で旗揚げした猪木の新日本プロレス。旗揚げ興行こそ5,000人超満員発表の観衆で埋まりましたが、その後の地方巡業ではテレビ局もつかず、有名外国人レスラーも呼べずで低迷。

新日本プロレスの旗揚げ興行が行われた翌日の「東京スポーツ」は1面に同日行われた日本プロレスの横浜文化体育館大会が報じられました。日本プロレスからの圧力によるものでしょう。

「旗揚げオープニング・シリーズ」はカール・ゴッチ(序盤のみ特別参加)、ジム&ジョンのドランゴ兄弟(ボブ・アームストロング&デル・カークラン)、イワン・カマロフ、インカ・ペルアーノ(ジョー・ソト)、ザ・ブルックリン・キッド、エル・フリオッソと無名ばかり。

4月28日千葉県体育館で開幕した「オープニング・シリーズ第2弾」もザ・ラギット・ラシアンズA&B(ジャン・セバスチャン&ペドロ・ゴドイ)、ボブ・ボイヤー、ジョン・ハイドマン、ティンカー・トッド、ジョージ・グラントという知らない外国人レスラーばかり。

5月11日には初の大阪府立体育会館を開催、メインイベントでは猪木&柴田組がボイヤー&ハイドマン組を2−1で破りました。

「オープニング・シリーズ第3弾」はアラバマ、ミシシッピー一帯のNWAガルフコースト地区から選手を招聘、日本プロレスに来日したリップ・タイラー&エディ・サリバン組の「引き裂きコンビ」が参加。他にはジム・グラブマイヤー、ジェシー・ジェームス、リック・ニール、ジョン・ファーというメンバー。

6月13日の開幕戦は旗揚げの地、大田区体育館に3か月ぶりに戻って来ました。メインイベントは猪木&柴田組vsRIタイラー&サリバン組。1本目は16分36秒に柴田がサリバンを逆エビ固め、2本目は5分47秒にサリバンが柴田を体固め、決勝の3本目は6分43秒、猪木がRIタイラーを体固めで破り、猪木&柴田組が快勝しました。

この日は日本プロレス、国際プロレスともシリーズオフであり猪木の新日本プロレスがようやく「東京スポーツ」の1面を飾ることが出来た訳です。

※対戦成績は394戦62勝332敗、勝率157。
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