イギリス到着すると-------------------
特に記者の出迎えがあるでもなく、ピュアリークリスタ改め祷姫奈と輝莉のファンが待っているでもなく、ただただごったかえしていた。
中には・・・・2人同様、同い年くらいの女の子も少々見受けられる。同じくフリステス音楽学院入学者だろうか・・・・。
輝莉「だとしても歌唱科かどうかもわかんないし、今からピリピリ気を張ってても疲れちゃうよ?」
祷姫奈「そうでしょうか・・・・まぁそうでしょうね。日本じゃ人気でも、イギリスじゃ無名だし・・・・」
トホホ・・・・と2人して俯いていると、「やぁ!!よくきたねぇ〜!!」という声がした。顔を上げると、VRANO=METRIAの3人だった。するとフリステス音楽学院に入学すると思われる少女たちが一斉にこちらをみた。(うわぁ〜・・・・やっぱ目立つなぁ〜・・・・)と祷姫奈。
律音「疲れたでしょ?とりあえず学院の寮に案内するとうに言われてるから」
リルム「おめでとうございます。2人は相部屋です」
ミーナ「ホントは1人部屋ナンダケドネー。オカンがベッド2人分入れられるように部屋を広くトッカンコージ?シテクレタンヨー」
相変わらず日本語がおかしいがまぁそれは置いておいて・・・・。まぁ相部屋になるのは良い事だ。1人では心細いし。
律音「授業受けられそう?英語だけでも分かるといいんだけど」
祷姫奈「律音さんはどうしたんですか?」
律音「こっち来る前にすこし英会話教室通ってきたかな」
やはり・・・・そのくらいは出来た方がいいようだ。
輝莉「翻訳アプリじゃ追いつけませんか?」
リルム「今のアプリはすごいので大丈夫だと思いますけど、英語くらいは出来た方がいいですね。翻訳アプリでどうにか日常会話をこなそうとしてるのは2人だけではないでしょうし」
ミーナ「ふたりは歌唱科でいいんですよねー?リズム、案内シマショー」
律音「そうだね。2人共、タクシーでいくから。ミーナ、輝莉ちゃんの荷物お願いね」
そう言って律音は祷姫奈の荷物を持って空港を出ようとする。ミーナは言われた通り、輝莉の荷物を運ぶ。
祷姫奈「あああああ!?自分の荷物くらい自分で運びますぅ!!」
律音「いいからいいから」
そうはいうが・・・・周りの少女たちのヒソヒソ声が聞こえる。きっとこう言っているに違いない。「VRANO=METRIA様に荷物を持たせてるあの2人なんなの?」と。
それは星会だった。あちこちから似たような単語が出てくるに、近くにいる少女たち皆、フリステス新入生とみて間違いない。
暢気そうに祷姫奈と輝莉の荷物を運ぶVRANO=METRIA。それに周りの少女たちの言葉の針の筵になってなんかもうしわけない気持ちの祷姫奈と輝莉・・・・。
なにか・・・・波乱なフリステス生活になりそうだ・・・・。
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