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2025年10月03日07:16

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【特別編】マイティ井上さん追悼(112)

全日本プロレス86年「サマー・アクション・シリーズ」7月17日滋賀県近江八幡市立運動公園体育館より外国人ヒールサイドとして「東洋の神秘」ザ・グレート・カブキが特別参加。この日はロッキー羽田とシングルマッチで対戦し4分5秒、正拳突きからの体固めで完勝。

7月18日長州力の地元である山口県徳山市(現周南市)体育館から左胸下に出来た膿瘍の手術を終えたジャイアント馬場が10日ぶりに復帰、セミ前に出場し、天龍&タイガーマスクとのトリオでラッシャー木村&阿修羅・原&鶴見五郎組の国際血盟軍と対戦、12分15秒、天龍が鶴見をパワーボムからのエビ固めで降しています。

また、この日から初来日のブラッド・アームストロングが特別参加。ザ・デストロイヤーとのタッグでジャパンプロレスの小林邦昭&保永昇男組と対戦、9分46秒、河津落としからの片エビ固めで保永を倒し、初来日第1戦を自らの手で勝利を飾っています。

7月19日長崎県島原市体育館(テレビ生中継、観衆2,400人満員発表)大会。テレビ生中継ということで、試合開始は午後6時。メインイベントはジャンボ鶴田&天龍組とPWF世界タッグ王者チーム、スタン・ハンセン&テッド・デビアス組とノンタイトルで対戦、7月27日、長野市民体育館でPWF世界タッグ王座を賭けて対戦する両チームの前哨戦となりました。

リング上で4人が入り乱れての乱闘となり、天龍がデビアスに延髄斬り、デビアスはダメージを受けて場外に転落、追う天龍、しかし、反対側のコーナーからリング下に降りてきたハンセンが椅子を使って天龍の脳天を一撃、これを見ていた鶴田もおっとり刀で天龍の救援に駆け付け、場外戦。8分14秒、試合権利のある天龍とデビアスが両者リングアウトとなり、前哨戦は両チーム痛み分け。

セミファイナルは長州&谷津嘉章&寺西勇組がキラー・カーン&スーパー・ストロング・マシン&高野俊二組と対戦、こちらも7月21日に福岡国際センターで予定されている長州&谷津組にKカーン&マシン組が挑戦するインターナショナル・タッグ選手権試合の前哨戦的色合いの強い6人タッグマッチ。10分11秒、Kカーンが軽量の寺西を「アルバトロス殺法」ダイビング・ダブルニードロップからの体固めで撃破しています。

新設「世界ジュニア・ヘビー級選手権」王座決定トーナメント1回戦、日本代表、カルガリー・ハリケーンズ、ヒロ斉藤とヨーロッパ代表、ピート・ロバーツの対戦。グラウンドレスリングの攻防からスタンディングの動きへと、ロープに飛ばされたロバーツがH斉藤の片足を掬って得意のスクールボーイ(横入り式エビ固め)に丸め込もうとしましたが、これはH斉藤が読んでいたか、ロバーツのスクールボーイを切り返して上に乗ってのエビ固め。6分42秒、カウント3が入りH斉藤の逆転フォール勝ち。

H斎藤は当時まだ25歳でしたが、老練なテクニックを誇っており、新日本プロレス時代はロバーツとはH斉藤がまだ新人だった為、あるいは海外修行中であった為に対戦経験はありませんが、生中継で仕方ない部分はありますが、もう少し両者のジックリとした攻防を見たかったです。勝ったH斉藤は、シリーズ最終戦の7月31日、両国国技館でアメリカ代表のBRアームストロングとトーナメント決勝、初代王座決定戦に臨むことが決定。

カブキは大熊元司とのシングルマッチで4分30秒に正拳突きからの体固めでフォール勝ち。全日本対国際血盟軍、馬場&タイガーマスク&ハル薗田組vsR木村&原&鶴見組の6人タッグマッチは7分59秒、原がヒットマン・ラリアットから薗田を体固めに決めて国際血盟軍の勝利。

全日本対ジャパン、石川敬士&サムソン冬木組とアニマル浜口&小林組は10分2秒に両チームリングアウトの引き分け、デストロイヤー&BRアームストロング組はジャパンの栗栖正伸&仲野信市組と対戦、アームストロングが8分49秒に河津落としから栗栖を片エビ固めで降し来日2連勝。

全日本同士のマイティ井上&渕正信組とグレート小鹿&羽田組は7分18秒、M井上が羽田に逆エビ固めでギブアップ勝ち。第1、2試合はいずれも全日本対ジャパン、百田光雄と保永のシングルマッチは意外な結末で2分3秒回転エビ固めで百田が元アジア・タッグ王者の保永から初のフォール勝ち。第1試合は小川良成が佐々木健介を6分43秒、首固めに丸め込んでのフォール勝ちで全日本が連勝しました。

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