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2025年08月01日07:15

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【特別編】前田日明のYouTubeにおける問題提起について(110)

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三沢光晴の事故死という大事件があった翌日の09年6月14日プロレスリング・ノアは博多スターレーンでの興行を行っています。

大会の中止も検討されましたが、予定通り決行。三沢が満身創痍の状態でも必ずリングに上がっていたという遺志をついでのものでした。

訃報を聞きつけたファンが当日券を求めてやって来ることが予想された為、急遽客席を増席。試合開始前にはチケットはほぼ完売、観客は2,600人(超満員発表)。

献花台も設置され、多くのファンが三沢との別れを惜しみました。涙を流しているファンも多数いました。

試合開始時間の17時になると、三沢の遺影を持った百田光雄代表取締役副社長(百田には設立当初から代表権があっ)、田上明、小橋健太、小川良成の4人の取締役の選手がリングに上がり、その他の選手がリング下を囲む中、10カウントゴングが鳴らされました。

その後、百田が観客に挨拶。「本日はご来場誠に有難うございます。プロレスリング・ノア代表取締役、三沢光晴が6月13日晩、永眠致しました。訃報に際し、多くの皆様より温かい励ましを頂き、深く御礼致します。生前、社長はどのような時も全力で試合することを最優先にして来ました。遺された選手、スタッフ一同も同じ姿勢で試合に取り組むことが、社長の遺志を継ぐことと信じて、これからも邁進していきます。今後ともプロレスリング・ノア、ご声援よろしくお願いします。」

百田の挨拶後、選手が退場を始めると館内暗転し三沢のカラーであるグリーンがライトアップされ「スパルタンX」が流されると涙声まじりの大「ミサワ・コール」が発生し、ファンが幟を振りました。

この後、前日の広島大会で腰椎椎間板ヘルニアを起こし、この日予定されていた力皇猛とのGHCヘビー級選手権試合を欠場。タイトルを返上した秋山準がリングに上がり、ファンに挨拶。

「このような日に欠場することになり本日は申し訳ない気持ちで一杯です。本来ならばGHCヘビー級チャンピオンとして、三沢さん、そして皆さんに最高のプロレスを見せなければならない状況ですが、今の自分にはそれが出来ません。ですので、GHCのベルトを返上しました。そして今日、決定戦をするにあたり、森嶋選手を始め、沢山の選手から『僕がやります』と言ってもらえました。ですが、三沢さんとグローバル・タッグで優勝し、昨日最後の最後まで頑張ってくれた潮崎に、僕が指名させてもらいました。今日は潮崎選手と力皇選手の決定戦となります。本当に申し訳ありません。選手、社員一同、三沢社長の御遺志を継ぎ、一生懸命頑張りますので、これからもプロレスリング・ノアをよろしくお願いします。」

最後は流れ落ちる涙を堪えることが出来ず、秋山も泣いていました。

この日のメインイベントは潮崎豪vs力皇猛のGHCヘビー級王座決定戦に変更されました。

三沢の最後の相手となった齋藤彰俊は第2試合に出場。百田とのタッグでモハメドヨネ&鈴木鼓太郎組と対戦。

彰俊は温かい声援で迎えられました。試合は鼓太郎が三沢さんの得意技・フェースロックで百田をギブアップさせています。試合後、彰俊は三沢の遺影に向かって土下座しました。

セミファイナルの6人タッグマッチ。小橋&田上&谷口周平組vs高山善廣&佐野巧真&杉浦貴組は小橋が剛腕ラリアットからの体固めで佐野からフォール勝ち。

メインイベントは潮崎vs力皇のGHCヘビー級王座決定戦。

雪崩式フランケンシュタイナーを狙った潮崎を力皇はパワーボムで切り返す。力皇も場外で潮崎を鉄柵攻撃やシャッターに叩き付け、さらにリング内では無双を決めて見せました。潮崎のムーンサルトプレスは意地で力皇はカウント1で跳ねのける。

ならばと潮崎は三沢を思わせる左右、ローリング、ランニングとエルボーのコンビネーションを見せ、袈裟斬りチョップ。最後は雄叫びをあげながらのゴーフラッシャー。

22分37秒、潮崎は力皇の両足をガッチリ押さえ込んでのエビ固めでカウント3を奪い、第15代王者となりました。ベルトを手にした潮崎は献花台の三沢の遺影の前で一礼し、勝利を報告しています。

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