7月10日初の東京ドーム進出が決まった04年のプロレスリング・ノアは年頭から勢いをつけて加速していきました。
1月10日日本武道館(観衆16,000人超満員発表)大会からスタート。メインイベントは新日本プロレスの永田裕志&棚橋弘至組に奪われていたGHCタッグ王座に「WAVE」の三沢光晴&小川良成組が挑戦、29分41秒、三沢がエメラルド・フロウジョンからの片エビ固めで棚橋を破り、ベルト移動。三沢&小川組が第8代王者チームとなっています。
セミファイナルは丸藤正道&KENTA組の持つGHCジュニア・ヘビー級タッグ王座に新日本プロレスのエル・サムライ&井上亘組が挑戦。
これまで初代王者チームの丸KENタッグは金丸義信&橋誠組、フベントゥ・ゲレーラ&リッキー・マルビン組、菊地毅&百田光雄組を破り、3度の防衛に成功。
ジュニア・ヘビー級のシングル王座は1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会で王者杉浦貴が新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーの垂直落下式ブレーンバスターからの体固めでフォール負けし年明け早々新日本プロレスに流失していただけにタッグまで明け渡す訳にはいきません。
28分15秒に亘る大死闘の末、KENTAが井上亘をブサイクへの膝蹴りからのエビ固めでフォールし丸KENタッグが4度目の王座防衛に成功しました。
2月21日大阪城ホール(観衆6,800人発表)で行なわれたSUPER J-CUP 4th STAGE〜大阪ハリケーン2004〜、これまで新日本プロレス(94年)、WAR(95年)、みちのくプロレス(00年)と主催団体の持ち回り制で開催されてきたJ-CUP はこの年は大阪プロレスがホスト団体となり実現。
トーナメント決勝は丸藤が大阪の村浜武洋を雪崩式不知火からの片エビ固めで破り初参加初優勝を遂げました。
3月6日日本武道館(観衆16,200人超満員発表)大会メインイベントではGHCヘビー級王者小橋建太は初挑戦となる力皇猛の挑戦を受け、力皇のナチュラルパワーに苦戦しながらも耐え抜き、25分28秒、剛腕ラリアットからの体固めでフォール勝ち、7度目の防衛に成功。日本テレビの放送席で解説をしていた「帝王」高山善廣がリングに上がり小橋に挑戦を表明しました。
セミファイナルは新GHCタッグ王者チーム三沢&小川組が元バトラーツの池田大輔&モハメドヨネ組の挑戦を受けて初防衛戦を行い、小川が首固めにヨネを丸め込んで手堅く防衛を果たしました。
GHCジュニア・ヘビー級王者ライガーが登場、ライガーは2月15日新日本プロレスの両国国技館でノアのベテラン、百田光雄の挑戦を受け、グラウンド・コブラツイストでフォール勝ちして初防衛に成功しており、この日は2度目の防衛戦。
外敵王者を迎え撃ったのは橋誠、必殺技ゴリサンダーでライガーを追い込みましたが、ライガーのカウンターの掌底が橋の顎にヒット、そのままフォール勝ちし2度目のタイトル防衛となりました。
4月25日日本武道館大会は「プロレス界の帝王」高山が「鉄人」小橋に挑戦するとあって前売り券は早々と完売し、16,700人超満員札止めの大観衆で埋まりました。
ロックアップから、じっくりした攻防にいくかと思いきや小橋がチョップ連打で突破口を開けば高山は膝蹴り、ミドルキックで反撃した後、場外に降りてエプロンの小橋のバックを取ると断崖式エベレストジャーマン。リング内で小橋の得意技であるハーフネルソンスープレックスを出して、カウンターの膝を入れてからエベレストジャーマン、小橋はカウント2.9でクリア。
さらに高山はフルネルソンスープレックス、もはや勝負ありかと思われましたが、小橋は体勢を立て直してハーフネルソンスープレックスから剛腕ラリアット、リアルブレーンバスターからもう一発剛腕ラリアット!
そして高山をアルゼンチン・バックブリーカーの体勢に担ぎ上げる、バーニングハンマー狙いか、しかしこれは高山が防御しました。すると小橋は3発目の剛腕ラリアットを叩き込むと、青春の握り拳を出しました。
コーナーポスト最上段に登るや、膝の手術による長期欠場から復帰後は封印していたムーンサルトプレス、28分47秒、片エビ固めでフォール勝ち、8度目の防衛に成功しました。
4月25日日本武道館大会セミファイナルは三沢&小川組のGHCタッグ王座に現GHCジュニア・ヘビー級タッグ王者チーム、丸藤&KENTA組の丸KENタッグが挑戦、史上初となる2階級制覇を狙う丸KENは若さと勢いで王者組に果敢に挑みましたが、WAVEの壁は厚く、三沢の変型エメラルド・フロウジョンからの片エビ固めに丸藤がフォール負けを喫しています。三沢&小川組は2度目のタイトル防衛に成功しています。
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