03年のプロレスリング・ノアは1月10日日本武道館「GREAT VOYAGE'03」からスタート、金曜日にも関わらず16,300人超満員発表の大観衆を集めています。
この日はダブル・メインイベント。ダブルメイン第1試合は前02年5月2日新日本プロレス東京ドーム大会で「闘魂」と「王道」を背負って対戦し30分時間切れ引き分けとなった新日本プロレスの蝶野正洋と三沢光晴がタッグを組み、小橋建太&田上明組と対戦した60分1本勝負。
次回3月1日同所で三沢のGHCヘビー級王座に挑む小橋がリアル・ブレーンバスターからの体固めで三沢から直接フォールを奪い、小橋&田上組に軍配が上がっています。
ダブルメイン第2試合はGHCタッグ選手権試合60分1本勝負。同王座は大森隆男&高山善廣組のノーフィアーが第3代王者チームになった後は、02年2月17日日本武道館で森嶋猛&力皇猛組のWILD�兇�王座獲得、4度の防衛を果たした後、同年9月23日日本武道館で秋山準&齋藤彰俊組がWILD�兇鯒砲蝓�第5代王者になっていました。
彰俊は新日本プロレスを退団後、00年10月にノアにフリー参戦、秋山率いるスターネスの一員となりました。秋山&彰俊組はZERO−ONEの炎武連夢、大谷晋二郎&田中将斗組の挑戦を受け、彰俊がデスブランドからの体固めで田中を破り、秋山&彰俊組が3度目の防衛を果たしています。
3月1日日本武道館大会(観衆16,700人超満員札止め発表)大会では三沢のGHCヘビー級王座に小橋が挑戦。対戦から22年経っても究極の闘いと言われた伝説の一戦、三沢は小橋の剛腕ラリアット封じとばかりの腕攻め、しかし小橋は三沢を場外に落としてのハーフネルソンスープレックス、リングに戻ってもハーフネルソンスープレックスを連発。
三沢が反撃、投げ捨て式タイガースープレックスからタイガースープレックス’85。小橋も負けじと剛腕ラリアット、ハーフネルソンスープレックス、スリーパースープレックス。
エプロン花道側の攻防、エルボーで優勢に立った三沢は小橋のバックに回る。何とエプロンから場外に向けての断崖式タイガースープレックス!超満員の観衆から大きなどよめきが沸き上がります。
場外カウント20直前、小橋がリング内に転がり込みました。エルボーで追撃する三沢、小橋の身体を担ぎ上げるとエメラルド・フロウジョンからフォールの体勢へ。小橋はカウント2.9で返す。
フラフラの小橋、三沢はドドメとばかりにタイガードライバー'91狙い、必死に堪える小橋、懸命の攻防が続きましたが、小橋はリバーススープレックスで切り返して難を逃れました。
小橋は剛腕ラリアット狙い、一度はエルボーでブロックされましたが、二度目のトライで三沢の首にヒット、カウント2で返す三沢。小橋はリアルブレーンバスターからフォール、三沢は2.9で返します。
ならばと小橋は三沢をアルゼンチン・バックブリーカーの体勢に担ぎ上げるとバーニング・ハンマー、33分28秒、体固めで小橋の勝利、小橋が第6代王者となっています。
この試合は03年の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」の年間ベストバウトに輝きましたが、どちらかが死ぬか高度障害になってもおかしくない内容でまさに「信頼し合っている者同士の殺し合い」と言っても過言ではありません。
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