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2025年05月03日07:18

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【特別編】前田日明のYouTubeにおける問題提起について(20)

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橋本真也のは03年から武藤敬司の全日本プロレスとの抗争がスタート。

全日本プロレス「新春ジャイアント・シリーズ」最終戦の1月13日大阪府立体育会館に橋本が出場、前02年7月7日に両国国技館で死闘を展開しお互いを認めあった空手家の小笠原和彦とタッグを組み、小島聡&ケンドー・カシン組と対戦、橋本がジャンピングDDTからの体固めで軽量のカシンにフォール勝ち。

試合後、勝った橋本はマイクを持つと「武藤敬司!お前を潰す為に来たぞ!武藤、勝負しろ!やるなら徹底的にやるぞ!」と武藤を挑発しました。

この日のメインイベントは前02年10月27日日本武道館で天龍源一郎を破って三冠ヘビー級王者となったグレート・ムタがFMWから99年に全日本プロレスに移籍したザ・グラジエーターと初防衛戦を行い、ムーンサルト・プレスからの体固めでフォール勝ち。

メイン終了後、橋本が再びリングに入って対戦をアピールするとムタは赤の毒霧を橋本の顔面に向かって噴射。両陣営入り乱れての大乱闘になりました。試合後、武藤は取材に応じ、「向こう(ZERO-ONE)の会場に行くことも考えている。」とコメントしています。
 
シリーズ終了後の1月19日にはK-1を運営していたケイ・ワンとのコラボイベント、ファンタジーファイト「WRESTLE-1」の第2回大会を東京ドームで開催し、45,371人の観衆を動員。

メインイベントはボブ・サップとアーネスト・ホースト扮するアーネスト・ビーストのファンタジーファイトで僅か5分15秒でAビーストが下手くそなスクールボーイ(横入り式エビ固め)フォール勝ちしましたが「格闘家のプロレスごっこ」の悪い見本みたいなあまりのお粗末な内容に観客は怒りのブーイングを浴びせました。

武藤はビル・ゴールドバーグとタッグを組み、ブライアン・アダムス&ブライアン・クラーク組のクロニックと対戦。入場の演出にこだわるゴールドバーグは今回、総武線の電車に乗って水道橋駅で降りてからやって来る映像がビジョンに流されました。

試合はゴールドバーグがジャックハマーからの片エビ固めでクラークを破り、武藤&ゴールドバーグ組に軍配が上がりました。

橋本は初期のK-1で活躍したキモの師匠であるジョー・サンと対戦、Tバックで現れたサンをものともせず逆エビ固めでギブアップさせました。

2月2日のZERO-ONEディファ有明、メインイベントの橋本&テングカイザー(KAMIKAZE)組とWEWの金村キンタロー&黒田哲広組と対戦、この時はまだ存命中だった冬木弘道も試合に介入し橋本との電流爆破マッチを要望していた時期でした。

試合後、全日本プロレスの武藤が来場、エプロンまで上がってマイクを持つと「橋本!全日本プロレス、武藤敬司、参上したぜ、全面対抗戦、やるのかやらねぇのか、はっきりしろ!」とアピール。

橋本は「聞くところによると全日本プロレス、バラバラらしいじゃないか!」と反撃。全日本プロレスは馬場元子社長退陣の後、分裂、借金の噂が絶えず橋本はそこを突いてきました。

武藤は「全日本プロレスがバラバラ?どっからそんなの聞いたんだよ!全日本、俺の家族、みんな来てるよ!」と言うと揃いの赤のジャージに身を包んだ小島聡以下全日本プロレスの所属全選手(負傷欠場中の川田利明は不在)がリング下に集結、スタッフ、社員も後ろに待機し臨戦態勢。

2月23日全日本プロレス日本武道館で橋本がムタの三冠ヘビー級王座王座に挑戦、ムタの毒霧、シャイニング・ウィザードを喰らいながらも、逆にシャイニング・ウィザードをムタに浴びせ、垂直落下式DDTからの片エビ固めでフォール勝ち。橋本が三冠ヘビー級王座を獲得しました。

3月2日両国国技館でのZERO-ONE2周年記念興行では武藤&嵐組と新三冠王者橋本&大谷晋二郎組が対戦、橋本が三角絞めで嵐からレフェリーストップ勝ち。

4月12日全日本プロレス日本武道館で膝の故障により欠場していた川田が復帰、セミファイナルで渕正信との純血全日本で武藤&小島組と対戦、小島がラリアットからの体固めで渕を撃破しました。

メインイベントは橋本の三冠ヘビー級王座に嵐が対戦、橋本に体格負けしない嵐は橋本の135kgの巨体をパワーボムで叩きつけてからのジャンピングDDT、最後はZERO-ONE両国大会と同じ三角絞めでのレフェリーストップ勝ちで橋本が初防衛に成功しています。

5月2日ZERO-ONE後楽園ホール大会、当日は新日本プロレスが同じ敷地内の東京ドームで「ULTIMATE CRUSH」を開催、1年前の新日本プロレス東京ドーム大会には小川直也とのOH砲で出場した橋本でしたがこの時は興行戦争となり、後楽園ホールには2,300人札止めの観衆が集まりました。

小川が対全日本プロレスとして登場、武藤&小島組と対戦、15分過ぎ、小島が小川にラリアット、もう一発決めようとしたところ、小川がブチ切れて顔面にパンチを叩き込んで小島はダウン、そこへ馬乗りになりマウントパンチを連発、ここでレフェリーが試合を止めてレフェリーストップで小川の勝利。

それでもパンチをやめない小川に両陣営入り乱れての大乱闘、そこへ川田が入ってきて小川にキック、さらに橋本にもキック!

「橋本!聞け、オラ!お前に誰に勝とうが俺を潰さない限り全日本は潰れないぞ!」とマイクアピール、全日本プロレスの最後の砦川田とOH砲が開戦で超満員の観客は大興奮、私は東京ドームに行っていた為、生ではその場面を観ていませんがサムライTVで録画して後日観たところ凄まじい熱狂ぶりでした。

7月6日ZERO-ONE両国国技館で橋本&小川組vs武藤&川田組の頂上対決がついに実現、観衆は9,200人超満員札止め。

橋本は右足を負傷しており足を引きずっています。先発を買って出た小川が川田を指名、いきなりの対決、グラウンドで先に腕十字を取りに行った川田に小川が反撃すると両者ミドルキックの応酬、小川が強烈な払い腰で川田を投げ捨てます。

橋本と武藤に交代、武藤は橋本の痛めている右足に低空ドロップキックからアキレス腱固め、タッチして入った川田も橋本の右足を攻撃。

15分過ぎ、橋本の袈裟斬りチョップと川田のチョップの応酬、川田がジャンピング・ハイキック、もう一発ジャンピング・ハイキックに来たところを橋本が袈裟斬りチョップでカット。これで足を痛めた川田に橋本が膝十字固め。

カットに入った武藤は出てきた小川にシャイニング・ウィザードを見舞いましたが逆にSTOを食らって川田を助けられず、見かねた全日本プロレス側のセコンド、渕正信がためらいながらもタオルを投入、19分45秒、膝十字により橋本が川田にレフェリーストップ勝ち。

橋本は勝ったものの、川田のジャンピング・ハイキックを袈裟斬りチョップでカットした時に右肩を脱臼、結局この負傷が最後まで治らず橋本とZERO-ONEののその後を左右する致命傷となってしまいました。(この項続く)
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