将人は一言だけ「ゴメン」とだけあやまった。しかし・・・・リリアンナは叱責することもせず、小さな声で「いいですわ・・・・もう・・・・」とだけ答えた。
彼は鈴鳴希望と何回転生をし、愛したのかはわからない。しかし毎転生の待ち合わせの場所にも今回もきた・・・・しかもリリアンナという彼女がいながら。どれだけの愛をもって毎転生しているのだろうか・・・・。
将人「許してくれるのか?この場で過去の女を求めた俺を」
それを問われると心が痛む。本当は愚痴や怒りの一言でも言ってやりたかった。
それが、ただの男なら------------------
だからリリアンナは言葉をつぐみ、何も言わなかった。代わりに・・・・彼を抱きしめた。
リリアンナ「お辛かったでしょう。今回、再会出来なかったのが・・・・」
将人「もしかしたら仕方なかったのかもな・・・・。転生の’たが’からはずれたのかもしれない」
転生のタガからはずれた・・・・どういう事だろうか・・・・??と思っていると、将人は思いがけない事を言った。
将人「あいつ・・・・鈴鳴希望は1回死んだんだ。それが原因なのかもしれない」
リリアンナ「え。死んでしまったのは病気とか寿命とか・・・・?」
将人「いやまぁ話すと長くなるんだが、転生を繰り返している途中、死んだんだ。事故でも病気でもない」
鈴鳴希望の死------------------
確か書物で読んだ事がある。鈴鳴希望は天宮になって転生し、その身に天照大神を宿せる人物だった。そのカは絶大で、ひとたびアマテラスをその身に宿せば・・・・負けて殺された線は薄い。それに三種の神器や自分の家の魔術師だっていた筈だ。そして鈴鳴、姫神、神季、冬野の御三家だっている筈で。
将人「まぁ話すと長いから、今は縁日を楽しもうぜ」
リリアンナ「あ・・・・はい・・・・」
釈然とはしないが、将人は今生は君を愛すると言ってくれた将人を信じる事にした。目の前で降霊の儀式が行われているのを鈴鳴家が用意した特等席でみていた。
リリアンナ(きっと・・・・お会いしたかったでしょう・・・・でも今生ではわたくしをみてくれると言ってくださいましたし・・・・)
リリアンナは将人を信じる異にした。そして儀式がおわると花火大会がはじまる--------------------
---------------------------------SCENE7へ-------------------------------------
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