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2023年09月25日05:17

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ストロング小林さん追悼(515)

ストロング小林が猪木の代打に出て完敗したことで、「やはり猪木でなければ駄目だ」との気運が高まり、10月2日、復帰間もない猪木が坂口征二との黄金コンビでジェリー・ブラウン&バディ・ロバーツ組の北米タッグ王座に挑戦。

1本目は17分31秒、坂口がBロバーツを片エビ固め、2本目は13分56秒、Bロバーツが坂口を体固め、決勝の3本目は4分18秒、猪木がJブラウンを1週間後の10月9日、蔵前国技館でNWF世界ヘビー級王座を賭けて対戦するルー・テーズが観客席から見つめる前で、バックドロップからの体固めで破り、猪木&坂口組が北米タッグ王座を奪回しました。

Hブロンドスは新日本プロレス初登場の時のインパクトが強すぎて、その後76年5月の「ゴールデン・ファイト・シリーズ」、78年1月の「新春黄金シリーズ」に来日した時は大きな印象を残せていません。特に前回の来日ではタイガー・ジェット・シン&上田馬之助組と一緒だったこともあり北米タッグ王座への挑戦の機会も与えられずに中堅外国人のポジションに下がってしまいました。

前回の来日から帰国後、Hブロンドスはチームを解散、Jブラウンはアラバマ、ジョージア地区の南部をシングルプレーヤーとしてサーキット、新たなタッグパートナーも見つからず。元々がタッグ屋であり、シングルプレーヤーとしては実績をあげられず、前座のヒールのジョバーを務めていました。

一方、若いBロバーツは帰国後、デール・バレンタイン(本名がデール・ジョージ・ヘイ)をリングネームにジョニー・バレンタインの弟を名乗り単身でテキサスの東部地区に登場。78年3月24日、テキサス州ヒューストンのサム・ヒューストン・コロシアムでアル・マドリルを破りNWAテキサス・ヘビー級王座を獲得。

2か月後の5月28日、ブルーザー・ブロディに敗れ同王座から転落。サンアントニオではタリー・ブランチャードと同地区の看板タイトルであるサウスウエスト・ヘビー級王座を争いました。

さらにジム・クロケット・ジュニアが主宰するノースカロライナ州を中心としたNWAミッドアトランティック地区にもデールとして登場、ジョニーの実子であるグレッグ・バレンタインと組んでバレンタイン・ブラザーズを結成し活躍していました。

アメリカでは解散していたHブロンドスですが、新日本プロレスはブロンドスとしての来日をリクエスト、日本で再結成となったものです。今回は坂口&長州力組の北米タッグ王座へ狙いを定めての来日です。

ガマ・シンは76年7〜8月の「アジア・リーグ戦」以来3年ぶり2度目の来日。前回はTJシンのパートナーとしてタッグ部門で決勝まで進出し、8月4日、仙台・宮城県スポーツセンターで坂口&S小林組に敗れ準優勝。TJシンの子分として今度はTJシンの期待に応えることが出来るか?

78年1〜2月の「新春黄金シリーズ」の来日が怪我でキャンセルを余儀なくされているだけに巻き返しには期待したいところ。

ジョー・ロッシーは前78年8〜9月の「ゴールデン・ファイト・シリーズ」以来1年ぶり2度目の来日、日本プロレスの68年「第10回ワールド・リーグ戦」に来日したレン・ロッシーの息子。ローカルテリトリーではそれなりの実績を残してはいますが、初来日時には全く目立つことが出来ず。

2度と日本には呼ばれないと思っていましたが再来日が実現。前回の来日から少しでも成長したところを見せることが出来るか、あるいはまた員数合わせで終わってしまうか…。

外国人ヒールサイドとしてシリーズ全戦参加のマサ齋藤は2〜4月の「ビッグ・ファイト・シリーズ」、レンタル参戦となった4月の国際プロレス「ビッグ・チャレンジ・シリーズ」、4〜6月の「第2回MSGシリーズ」、6〜8月の「サマー・ファイト・シリーズ」から連続しての参戦。

長いアメリカでのヒール経験から日本でもヒールでいい仕事をしています。先の「サマー・ファイト・シリーズ」最終戦、8月2日、品川プリンスホテル・ゴールドホールのメインイベント、猪木vsTJシンのNWFヘビー級選手権試合に乱入し、TJシンとついに共闘。

TJシンの「正パートナー」上田は9月9日、後楽園ホールで開幕する国際プロレスの「ダイナマイト・シリーズ」に新日本プロレスのブッキングでレンタル参戦が決まっており、今シリーズM齋藤がTJシンのパートナーを務めることになります。キレのいいバックドロップで新日本プロレス本隊を苦しめることは間違いなしです。

終盤戦に特別参加参加の剛竜馬は前78年11〜12月の「プレ日本選手権」以来約10か月ぶりの参戦。78年4月の国際プロレス「スーパー・ファイト・シリーズ」中に巡業から姿を消して、フリー宣言。在米フリーの大御所であるヒロ・マツダを頼って渡米しロサンゼルスで藤波辰巳に挑戦を表明。

マツダの元で特訓を受けた剛は7月27日、日本武道館で藤波のWWWFジュニア・ヘビー級王座に挑戦、善戦健闘もバックの取り合いから13分52秒、藤波のジャーマン・スープレックスホールドにフォール負け。

11月30日、広島県立体育館での再戦でも17分56秒、藤波のドラゴン・スープレックスホールド(飛龍原爆固め)に連敗、さらにプレ日本選手権での予選リーグ戦でも藤波に負けて3連敗となっています。

原点に帰った剛は、フロリダのマツダの元で鍛え直し藤波にリベンジを誓いました。(この項続く)


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