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2023年01月16日07:26

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週プロ流智美あの日あの時予想2021年総括(8)

第174戦、2月24日発売号●【予想】「ドラゴンブーム到来」、藤波辰巳凱旋帰国会見(78年2月22日新日本プロレス東京国際空港)【正解】「地獄の料理人」ハンス・シュミット初来日第1戦&バディ・オースチン組vs金一(大木金太郎)&吉村道明組(67年日本プロレス後楽園ホール)【参考】2016年2月24日発売号はアジア・ヘビー級選手権試合、大木vsアール・メイナード(71年日本プロレス秋田県立体育館)

【予想解説】78年は年頭から「ドラゴンブーム」に日本マット界が大きく沸き上がりました。1月23日(現地時間)、ニューヨークMSGで、75年6月に西ドイツ、アメリカ(NWAミッドアトランティック地区)、メキシコと海外武者修行に出ていた藤波辰巳がカルロス・ホセ・エストラーダを11分31秒、過去に試合で誰も見せたことがない、フルネルソンの体勢から後方に投げて固めるドラゴン・スープレックスホールド(飛龍原爆固め)で破り、WWWFジュニア・ヘビー級王座を獲得しました。

この試合はテレビ朝日「ワールドプロレスリング」で放送され、全国のプロレスファンに大きなインパクトを与えました.

藤波は1月27日(現地時間)、ロサンゼルス・オリンピック・オーデトリアムでマスクド・カナディアン(ロディ・パイパー)、2月20日には再びMSGに出場し、テッド・アダムスを降してWWWFジュニア・ヘビー級王座を2度防衛。2月のMSG定期戦には藤波の激励に猪木も来場しています。

藤波は猪木に伴われ、2月22日に帰国、3月3日、群馬県高崎市体育館で開幕する「ビッグ・ファイト・シリーズ」に凱旋することとなりましたが、羽田空港では猪木も同席しての記者会見が行われました。

新日本プロレスで猪木が同席しての凱旋帰国記者会見はこれが初、日本プロレスでは馬場と坂口征二、全日本プロレスではジャンボ鶴田位しかおらず、藤波の凱旋帰国は破格扱いだったことが理解出来ます。

【正解解説】前回(7)の予想解説の続きとなる部分もありますが、WWWF世界ヘビー級王者、ブルーノ・サンマルチノが初来日し馬場の保持するインターナショナル王座に挑戦する(3月2日大阪府立体育会館、3月7日蔵前国技館)、日本プロレスの「MSGシリーズ」。

サンマルチノが特別参加するまでの外国人エースはシュミットと先の「新春シリーズ」から残留のバディ・オースチンでした。開幕戦の後楽園ホールでは、シュミットはメインイベントに登場、オースチンと組んで金一(大木)&吉村組と対戦。1本目はシュミットが吉村をオリジナルのシュミット式バックブリーカーから体固め、2本目は金一がオースチンを体固め、決勝の3本目は外国人組の反則勝ちで2−1でシュミット&オースチン組が勝利を飾っています。

流さんの記事によれば、東京スポーツの桜井康雄記者がシュミットの「シュミット式バックブリーカー」に強い拘りを持っていたようで、当のシュミット本人は、シュミット式バックブリーカーというネーミングにはさほど執着していた訳ではなさそうとのことでした。

※対戦成績は174戦34勝140敗、勝率195。
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