mixiユーザー(id:21258650)

2022年05月07日08:47

413 view

ストロング小林さん追悼(121)

75年新日本プロレス「新春黄金シリーズ」開幕戦の1月3日、埼玉県越谷市体育館大会は金曜日、正月三が日ということで午後2時試合開始。当日の午後8時よりNET「ワールドプロレスリング」でディレイ録画中継。前々回の(117)で書いた通り、ストロング小林の新日本プロレスフリー参戦の観客挨拶、猪木、坂口征二との握手の模様は放送されました。

メインイベントは猪木&星野勘太郎組がコーリン・ジョイソン&ピート・ロバーツ組。外国人側はイギリス勢。ジョイソンは68年4月の「日欧チャンピオン決戦シリーズ」(次の「ワールド選抜シリーズ」にも残留)と69年6月の「ダイナマイト・シリーズ」と国際プロレスに2度来日。

初来日時は小林省三時代の小林と何度か対戦していますが格からしてジョイソンには勝てず。この新日本プロレス参戦時は「コーリン・ジョンソン」表記となっていますが、これは恐らく新日本プロレス側の聞き違いによる誤植でしょう。本日記では「ジョイソン」に統一したいと思います。

Pロバーツは74年の「新春黄金シリーズ」以来2度目の来日。イギリスを含む欧州勢は国際プロレスに過去欧州ルートで来日したレスラーも多数いますが、国際プロレスがAWAと提携してからは、呼ばれる機会も激減。

72年3月に旗揚げし、外国人ブッキングルートに苦慮していた新日本プロレスが、カール・ゴッチを窓口に招聘し欧州ルートは新日本プロレスが押さえていました。

1本目は13分15秒、ジョイソンが星野を背骨折り、2本目は4分18秒、星野がロバーツを体固め、決勝の3本目は6分12秒、猪木が弓矢固めでジョイソンをギブアップさせ、2−1で猪木&星野組の勝利。

前年大きな話題を集めたベニー&ビリーのマクガイヤー・ブラザーズは1年ぶりの再来日。開幕戦では坂口&山本小鉄組と対戦、7分9秒にサンドイッチプレスで圧殺された山本をベニーが体固めで破りマクガイヤー・ブラザーズが初戦をモノにしています。

前74年「闘魂シリーズ第2弾」で開催された若手の登竜門であるリーグ戦「カール・ゴッチ杯争奪戦」、12月8日、愛知県刈谷市体育館で行われた優勝決定戦で、小沢正志(キラー・カーン)を10分37秒、逆さ押さえ込みで破り優勝。海外武者修行の切符を獲得した藤波辰巳がテレビマッチに登場。メキシコの英雄ウラカン(ヒューラカン)・ラミレスとシングルマッチで対戦。

メキシコ勢はゴッチがハン・リーと個人的にウマが合い、そのルートで新日本プロレスに選手が来ています。Hリーはレスラーとしては評価は高くないですが、ルチャ・リブレのジムを持ち、カネック初め多くのルチャドールを輩出している名伯楽で、練習好きという点でゴッチと意気投合し、メキシコにゴッチは何度となく遠征に来墨しています。

ラミレスは1926年、メキシコシティの出身、飛び付き式前方高角度回転エビ固め、ウラカン・ラナの元祖として知られ、エル・サント、ミル・マスカラス、レイ・メンドーサ、ブルー・ディモン、エル・ソリタリオと並び称されるスペル・エストレージャの1人です。

新日本プロレスでは前74年8月に「第2のマスカラス」を目論んで「黒獅子仮面」エル・レオン・ティニエブラスを初来日させましたが、身体が小さくて中堅どころに甘んじさせてしまい、今度こそとラミレスを招聘、シリーズの興行用ポスターでは猪木と同じ大きさというエース級の扱いでしたが、実際来てみると168cm、84kgとウェルター級で、とてもヘビー級の猪木、坂口、S小林と互角に闘える選手ではなく、しかも、年齢は49歳と完全にピークを越えていました。

試合は8分41秒、ラミレスがウラカン・ラナ(エビ固め)で藤波からフォール勝ちしています。

後に新日本プロレスのレギュラーとなる初来日、イギリスのスティーブ・ライトは52年ウェリントン生まれの22歳の新鋭。第1戦は木戸修と対戦。8分12秒、体固めで破っています。なお、初来日の「野人」カナディアン・ワイルドマンは飛行機トラブルで開幕戦間に合わず、1月5日、千葉県館山市民センター大会から参戦となりました。

S小林は1月7日、長野市民体育館(観衆3,000人発表)から新日本プロレスのシリーズに参加、セミファイナルでジョイソンと対戦し7分24秒、片エビ固めでフォール勝ち。猪木戦以外での新日本プロレスマット初登場を白星で飾っています。

長野大会メインイベントは猪木&星野組がPロバーツ&ライト組と対戦。1本目は11分42秒、星野がロバーツを体固め、2本目は8分35秒、ロバーツが星野を体固め、決勝の3本目は6分51秒、猪木がロバーツをアバラ折り(コブラツイスト)でギブアップさせて2−1で猪木&星野組に軍配が上がりました。

坂口はワイルドマンを7分24秒、逆片エビ固めでギブアップさせ、ラミレスは永源遙を10分26秒、回転エビ固めで降しました。

マクガイヤー・ブラザーズは山本&荒川誠(真、ドン)&栗栖正信(正伸)&小林邦昭組の中堅、若手4人組と2対4ハンディキャップマッチで対戦、4分17秒、ビリーが小林邦を体固めで押さえました。
7 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年05月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031