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2022年02月02日07:15

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ストロング小林さん追悼(27)

69年「IWAワールド・タッグ挑戦シリーズ」中盤戦より小学館「プロレス入門」でお馴染みの「レバノンの双生児」シーク&エミールのエルマンソー兄弟、ゴードン・ネルソン、バッド・コディが特別参加。

ネルソンは前68年6〜7月の「ビッグ・サマー・シリーズ」にマスクマンのジ・アウトローとして初来日、豊登&サンダー杉山組が保持していたTWWA世界タッグ王座にパートナーを代えて連続挑戦しました。

10月25日、新潟県小千谷(おぢや)町体育館(観衆2,500人発表)大会。メインイベントは豊登&ストロング小林に今シリーズ上の方で使われる機会が多い大磯武がトリオを結成、ブルーノ・アーリントン&イアン・キャンベル&バディ・コルト組と対戦する6人タッグマッチ。

1本目は18分10秒、コルトが大磯を体固め、2本目は4分36秒、大磯がコルトに反則勝ち、決勝の3本目は4分30秒、大磯が前USAヘビー級王者コルトから決勝フォールの体固めを奪い、2−1で豊登&小林&大磯組が勝利を収めました。

セミファイナルは杉山&田中忠治組とフランク・バロア&シャチ横内組の一戦。1本目は17分16秒、杉山がバロアから体固め、2本目は5分31秒、横内が田中を体固め、決勝の3本目は3分6秒、田中が横内を体固めに決めて2−1で杉山&田中組の勝利。

この日より参戦のシーク&エミールのエルマンソー兄弟はグレート草津&寺西勇組と30分1本勝負で対戦、9分20秒、エミールが見事なジャーマン・スープレックスホールドでリーダーの草津からいきなり3カウントを奪取して鮮烈な日本デビューを飾りました。

10月29日、新潟市体育館(テレビ生中継、観衆4,500人満員発表)大会、メインイベントは小林とテレビ初登場、初来日のコディのノンタイトル戦60分3本勝負を行いました。1本目は4分40秒、小林が体固め、2本目は4分40秒(1本目と同じタイムだが当時のプロレス熱戦譜に則り記載)、3本目は4分8秒小林が体固めを決めて2−1で小林が初来日のコディを降しました。

セミファイナルは豊登&草津&杉山組の強力トリオがネルソン&コルト&ゴージャス・ジョージ・ジュニア組と対戦、1本目は24分23秒、豊登がGジョージJrからアルゼンチン式背骨折りでギブアップ勝ち、2本目は13分17秒、ネルソンが草津を体固め、決勝の3本目は2分9秒、草津がネルソンを背骨折り(熱戦譜ママ)でギブアップさせて2−1で豊登&草津&杉山組の勝利。

アーリントン&キャンベル組vsバロア&横内組のタッグマッチ(おそらくIWA世界タッグ王座挑戦チーム選抜戦)は1本目、10分11秒に横内がキャンベルを体固め、2本目は7分36秒、アーリントンが横内を体固め、決勝の3本目は2分55秒、キャンベルがバロアを逆さ押さえ込みで破り2−1でアーリントン&キャンベル組が難敵バロア&横内組をから勝利を奪っています。

シーク&エミールのエルマンソー兄弟は田中&外国人選手との対戦に抜擢されたマイティ井上組と対戦、14分40秒、エミールが井上をジャーマン・スープレックスホールドで仕留めています。

11月1日、札幌中島スポーツセンター(テレビ収録、観衆5,000人満員発表)では、ラッシャー木村がアメリカ武者修行出発の為返上したヨーロッパ・タッグ王座決定戦が行われました。

一緒に王座を保持していた草津は、木村の渡米まで共にTWWA世界タッグ王座を保持していた杉山をパートナーに指名、シーク&エミールのエルマンソー兄弟と対戦しています。

1本目は13分12秒、エミールが杉山をジャーマン・スープレックスホールドで破り先制、2本目、64年東京五輪アマレス日本代表の杉山がオリンピアンの意地を見せて3分37秒、ジャーマン・スープレックスホールドのお返しでエミールから3カウントを奪いました。杉山とエミールの「ジャーマン合戦」もこの試合の大きな見どころです。

決勝の3本目は9分48秒、杉山がシークを体固めで破り2−1で草津&杉山組が新王者チームとなりました。

小林は渡欧前に負けてばかりいたキャンベルとノンタイトルのシングルマッチ60分3本勝負で対戦、1本目は6分45秒、小林が体固め、2本目は1分29秒、キャンベルが逆さ押さえ込みで速攻勝利。決勝の3本目は2分36秒、体固めで小林が取り、2−1でキャンベルに2フォール勝ち。渡欧前の借りを返しています。

異色のシングルマッチ、横内とアーリントンの45分3本勝負が実現、1本目は7分10秒、横内が体固め、2本目は2分21秒、アーリントンが体固め、3本目は41秒、アーリントンが反則勝ちで2−1でアーリントンの辛勝。

10月29日の新潟で対外国人デビューを果たした井上がこの日も先輩の田中&大磯とのトリオでネルソン&コルト&コディ組の曲者外国人トリオと対戦、1本目は21分50秒、コディが田中を体固め、2本目は1分51秒、田中がコディを体固め、決勝の3本目は3分22秒、ネルソンが大磯を体固めに決めて2−1でネルソン&コルト&コディ組が勝ちました。

豊登は60年の日本プロレス以来約9年半ぶりにバロアと対戦、5分40秒、逆エビ固めであっさりとギブアップ勝ち。コルトと一緒に「ロイヤル・シリーズ」から残留していたGジョージJrは負傷の為欠場しています。
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