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2021年08月31日06:23

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ジャンボ鶴田怪物伝説(863)

87年4月10日、メリーランド州ボルチモア・アリーナで行われた「第2回タッグ五輪」ジム・クロケット・シニア・メモリアルカップ・レスリングトーナメント初日後半戦。

タッグ・トーナメント2回戦第1試合、第1シード、リック・ルード &レイジング・ブル組とサンダーフット1号&2号の対戦。ルードは91年7月に全日本プロレスに初来日、92年8月には新日本プロレスの「G1クライマックス」に参戦し、復活NWA世界ヘビー級王座決定トーナメントでまさかの決勝進出、蝶野正洋に敗れましたが、「ヌルヌル男」として強烈なパフォーマンスで本領発揮しました。

Rブルことマニー・ヘルナンデスは83年8月に全日本プロレスに初来日、全日本への来日は1度きりでこの年の10月にテキサス州ダラスのフリッツ・フォン・エリックのブッキングで新日本プロレスに初参戦してからは新日本のレギュラーとなり、バズ・ソイヤーとのタッグはマニアを喜ばせる上手さを見せました。試合は3分24秒、ブルが体固めで2号を破り準々決勝へ進出。

2回戦第2試合、第2シード、ダスティ・ローデス&ニキタ・コロフ組とコンガ・ザ・バーバリアン&ビル・ダンディ組の一戦。ローデスは国際プロレス、全日本プロレスを経て79年から新日本プロレスのレギュラー外国人となり、NWA世界ヘビー級王座にも2度就いています。84年1月のを最後に来日が途絶えていますが、ノースカロライナを中心としたミッドアトランティック地区に定着しています。

ニキタは前86年の1月と10月にクラッシャー・クルスチェフ(バリー・ダーソウ)とのザ・ロシアンズで全日本プロレスに2度来日し、ノーフォール負けのまま帰国、帰国後、クルスチェフがWWF入りし(クラッシュ・デモリッションに変身)した為ロシアンズは解散。ニキタはベビーフェイスに転向しローデスとの強力タッグを結成。試合は6分7秒、コロフがダンディを片エビ固めで撃破し準々決勝へ進出。

2回戦第3試合、第3シード、前年度優勝チームのアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズとシャスカ・ワトレー&ティージョー・カーン組。ウォリアーズはこの年の2〜3月に全日本プロレスに来日、3月12日、日本武道館で鶴田&天龍組にリングアウト勝ちしインターナショナル・タッグ王座を獲得したばかり。勢いに乗るウォリアーズが圧倒的な強さを見せ、2分14秒、アニマルが体固めでワトレーを撃破、準々決勝進出となりました。

2回戦第4試合、第4シード、ボビー・イートン&デニス・コンドリー組のミッドナイト・エキスプレスとロン& ジム・ガービン・ブラザーズの一戦。ミッドナイトは未来日。イートンはビル・ワット主宰のMSWA(後の米国版UWF)ルートで80年に国際プロレスに来日予定でしたがキャンセル後に95年にクロケットプロがWCWに身売した後、新日本プロレスに単独で来日していますが相棒のコンドリーはWCWとは契約せず。ミッドナイトが15分16秒、反則勝ちでガービン・ブラザーズを破り準々決勝へ。

2回戦第5試合、第5シード、日本の馬場&高木功組がここでようやく登場、デニス・ブラウン&トッド・チャンピオン組と対戦。高木は外国人レスラーとは初対決。
10分10秒、馬場がカウンターの16文キックからチャンピオンを体固めに決め、馬場&高木組が準々決勝へ駒を進めました。

2回戦第6試合、第6シード、リック・モートン&ロバート・ギブソン組のロックンロール・エキスプレスは1回戦のネルソン・ロイヤル&マイク・グラハム組vsスタン・レーン&スティーブ・カーン組のザ・ファビュラス・ワンズが両チーム反則により失格となり、ロックンロールの不戦勝。闘わずして準々決勝進出となりました。

2回戦第7試合、第7シード、ケビン・サリバン&アーン・アンダーソン組vsボブ&ブラッド・アームストロング親子の一戦。サリバンは74年5月に全日本プロレスに初来日、77年5月にも全日本に再来日、83年からは怪奇派ペイントレスラーに転向、怪奇派ユニット「アーミー・オブ・ダークネス」の首領として活躍。92年にFMW、W☆INGにも来日。  

アーンはこの時点では未来日。ジン、オレイ、ラーズのアンダーソン兄弟(血縁のないレスリングブラザー)の末弟として活躍、後の95年5月に後継団体のWCWルートで新日本プロレスに初来日を果たします。得意技のスパインバスターは観客を魅了。試合は15分10秒、ブラッドが片エビ固めでサリバンを降し、ここで初めてシードチームが負け、アームストロング親子が準々決勝に進出。

2回戦最終第8試合、第8シード、「フォー・フォースメン」タリー・ブランチャード&レックス・ルガー組とスパイク&バッシャーのマッド・スクワッド組の対戦、タリーはこの時点では未来日、後の95年10月にWCW、新日本提携路線で藤波辰爾の「無我」に初来日、ルガーもこの時点では未来日で、92年1月4日、新日本プロレスの東京ドーム大会にWCW世界ヘビー級王者として初来日を果たします。試合は8分7秒、ルガーがバッシャーを片エビ固めで破り準々決勝進出。これでベスト8が決まり、2日目には準々決勝、準決勝、決勝戦が行われます。

初日の最終試合で未来日のビッグ・ババ・ロジャース(ビッグ・ブーバー、ビッグ・ボスマン)とオレイ・アンダーソンがケージ(金網)マッチ(時間無制限1本勝負)で対戦10分25秒、場外エスケープによりロジャースが勝利を収めました。

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