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2020年11月03日23:17

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ありがとう!横浜文化体育館(56)

JWPは後楽園ホールをビッグマッチの中心に据え、堅実に観客動員数を伸ばして来ました。94年には前93年全日本女子プロレスのオールスター戦で4年ぶりに復帰を果たした長与千種がフリーで凖レギュラー参戦。全女時代に師弟関係にあったデビル雅美の存在があったからかと思います。94年1月には柔道出身の新人、矢樹広弓がデビュー。

94年5月22日には有明コロシアムに初進出、ダイナマイト関西が全女アジャ・コングの保持するWWWA世界シングル王座に挑戦するも敗退。尾崎魔弓は長与のランニング・スリーの前にフォール負けも10,700人(満員発表)の観客を動員して興行的には成功を収めました。

長与は94年8月25日に新団体「ガイアジャパン」の設立を発表、長与以外の所属は会見の前日に行われた全女日本武道館大会でFMWの工藤めぐみに敗れてマスクを脱いだインフェルナルKAORU改めKAORU(前田薫)、元全女の村光代(ボンバー光)の計3人でしたが新人を時間をかけてじっくり育成しデビューさせる為、準備期間を取って旗揚げ戦は翌95年4月15日(後楽園ホール)と発表されました。ガイアとJWPは協力関係を築いていくことになります。

94年12月〜95年1月にかけてはJWPの将来を担う生え抜き新人、久住智子(日向あずみ)、宮口知子(輝優優)、天野理恵子(カルロス天野)、本谷香名子(美咲華菜)、宮崎有妃が相次いでデビュー、旗揚げ当初は選手層の薄さから選手が1日2試合やったり、メインイベント終了後に「オンリーギブアップ・バトルロイヤル」を組んで試合数の少なさを補っていましたが、それも解消されました。

95年6月16日にはついに両国国技館へ初進出、平日の金曜日開催でしたが11,000人(超満員札止め発表)の大観衆を集めました。メインは関西がガイアの大将、長与からスプラッシュマウンテンでフォールを奪い勝利。勝った関西は「札幌でアジャが豊田からベルトを取り返したら、赤いベルトに挑戦したい」とアピール、前年有明コロシアムで獲れなかった全女の「赤いベルト」WWWA世界シングル王座への再挑戦を表明しています。

WWWA世界シングル王座は両国大会時点では95年3月26日、横浜アリーナでアジャを破った豊田真奈美が王者でしたが、6月27日、札幌中島体育センターでアジャが豊田にリベンジを果たし王座奪回していました。8月30日、全女大阪府立体育会館でアジャに挑んだ関西は見事勝利。同王座誕生以来、赤いベルトが初めて他団体に流失しました。

関西は10月31日、JWP大阪府立体育会館第二競技場で井上貴子を破って初防衛を果たしましたが、12月4日、全女両国国技館で豊田に敗れて王座転落、ベルトを明け渡しています。

その両国大会から5日後の95年12月9日、JWP横浜文化体育館大会「THUNDER QUEEN横浜 GALACTIC BATTLE」(テレビ収録、観衆4,900人満員発表)が開催されています。

メインイベントはJWP認定タッグ選手権試合、王者チーム関西&キューティー鈴木組にJWP&ガイア越境タッグチームのKAORU&福岡晶組が挑戦。26分21秒、飛び付き式前方回転エビ固めで福岡がキューティーをフォール。KAORU&福岡組が新王者チームになりました。

セミファイナルはJWP流のストリートファイトマッチ、「ドレスアップ・ワイルドファイト」スーパーヒール・デビル雅美vs尾崎の一戦、スーパーヒール・デビルはWWFの試合を現地で観戦してジ・アンダーテイカーの試合ぶりに強い刺激を受けたデビルが「もう一つの顔」として登場させたキャラクターで、鉛のような銀色をベースとした顔面ペイントに死者のような無表情さが不気味なヒールでした。試合は30分38秒、デビルがライガーボムからのエビ固めで尾崎をフォールしています。

セミ前に組まれたのは「ザ・ニューフェース・メルティングボート」と銘打たれたJWPとガイアの新人同士による8人タッグマッチ(60分3本勝負)JWP久住&宮口&天野&宮崎組vsガイア里村明衣子&永島千佳世&加藤園子&中野知陽呂(ちひろ)組。ガイアは「驚異の一期生」+二期生の中野組。

1本目は12分6秒、宮崎が中野を後方回転エビ固めに決めてJWPが先制、2本目は10分23秒、里村が腕ひしぎ逆十字固めで天野をギブアップさせてタイスコアに。決勝の3本目は3分17秒、久住が飛び付き式前方回転エビ固めで加藤をフォールし2−1でJWP軍の勝利となりました。

「ミート・ザ・ブランド・ニューヒロインズ」JWP矢樹&全女府川由美組と全女玉田りえ&椎名由香組は12分51秒、矢樹がジャーマン・スープレックスホールドで椎名をフォール。「セカンド・クイーン・スペシャル」プラム麻里子復帰戦、プラム&コマンド・ボリショイ組とさぶろう&能智房代組は12分23秒、ボリショイが雪崩式裏投げからの体固めで能智をフォール。プラムは左肩を負傷し長期欠場しての復帰戦でした。 

第1試合「ファーストアタック JvsF」JWP宮崎有妃&本谷組とFMW中山香里&石倉由加利組は11分19秒、本谷が中山の前方高角度回転エビ固めを切り返してのエビ固めでカウント3が入り、JWP軍に凱歌が上がりました。
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