85年「熱風!サマー・アクション・ウォーズ」開幕戦6月28日、後楽園ホール大会。
メインイベントは馬場と石川敬士がタッグを組み、スタン・ハンセン&クラッシャー・ブラックウェル組と対戦。コーナーに振られた石川にブラックウェルが180kgの体重を利しての強烈な体当たり。そこへハンセンが伝家の宝刀、ウェスタン・ラリアット1発。6分48秒、ハンセンが石川を片エビ固めに決めてハンセン&ブラックウェル組の勝利。
この試合で実は馬場がダウンしたブラックウェルにコーナーポスト最上段からのダイビング・フットスタンプを見舞うのですが、ブラックウェルの大きなお腹が柔らかかったのか、ブラックウェルのお腹の上でバランスを崩して転倒、館内から大きな失笑が起きてしまい、見てはいけないものを見せられた気分になってしまいました。
セミファイナルは全日本対ジャパン軍団抗争、鶴田&大熊元司組と長州力&谷津嘉章組の対戦。10分14秒、長州がリキラリアットからの体固めで大熊をフォールし、社長就任第1戦を白星で飾りました。
セミ前に組まれたのは孤独のヒットマン、阿修羅・原と長州同様「ターゲットとしていく」と語った天龍とのシングルマッチ。
両者はこれまでシングルで3度対戦。対戦成績は天龍の1勝2分。4度目のシングルマッチとなりましたが今回はシチュエーションが全く異なります。天龍の背中をロープ際に固定した原はショルダータックル、これで天龍は場外に転落。原はこれを追って場外へ。エキサイトした原はイスを持って天龍の背中と頭部を痛打。イスを持ったままリングに上がる原。
「イスを放せ」と注意するレフェリーを無視して上がって来た天龍をイスで殴り付けました。天龍はこれに切れて反則のナックルパンチで原の顔面を殴り、乱闘に。収拾がつかなくなり14分37秒、ノーコンテストの裁定が下りました。
ジャパン対国際血盟軍、アニマル浜口&栗栖正伸組とラッシャー木村&鶴見五郎組は8分13秒、R木村が栗栖をラッシング・ラリアットからの体固めでフォールし国際血盟軍の勝利。
全日本対ジャパン、グレート小鹿&ターザン後藤組vsキラー・カーン&寺西勇組は8分13秒、KカーンがT後藤をバックドロップからの体固めに決めて力の差を見せつけています。
テキサス・レッドの来日第1戦はジャパンの新倉史裕とのシングルマッチで5分16秒にブルドッキング・ヘッドロックからの体固めで勝利。フィニッシュホールドもカウボーイスタイルに変貌です。
全日本対ジャパン、マイティ井上&グラン浜田組と小林邦昭&仲野信市組の一戦は10分18秒、M井上がサマーソルト・ドロップからの片エビ固めで仲野からフォール勝ち。
スティーブ・リーガル&ジプシー・ジョー組は渕正伸&ハル薗田組との対戦、10分18秒、リーガルがコーナーポスト最上段からのダイビング・エルボードロップからの片エビ固めで薗田を破り、小林の持つNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座挑戦に向けて好調なスタートを切りました。
ジャパン対国際血盟軍、保永昇男&笹崎伸司組と剛竜馬&アポロ菅原組は9分43秒、菅原が笹崎をブロックバスター(サモアン・スープレックス)からの体固めで撃破し血盟軍に軍配が上がっています。
第1試合の全日本対ジャパン、百田義浩と高杉正彦のシングルマッチは7分32秒、高杉が回転エビ固めで勝利。この日国際血盟軍は全勝でした。
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