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2018年08月24日22:56

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(444)

全日本プロレス86年サマー・アクション・シリーズ2最終戦は9月11日、後楽園ホール(観衆2,800人超満員発表)のジャパンプロレスへの売り興行でした。

メインイベントはスタン・ハンセンとテリー・ゴディのスペシャルマッチ。両者はシングル初対決。4年後の90年には、三冠ヘビー級王座を賭けて対戦することになりますが、この時は特に両者の間に遺恨や因縁はありません。

83年8月31日、蔵前国技館でのテリー・ファンク引退試合の相手としてハンセンのパートナーに22歳で初来日のゴディか抜擢されましたが(テリー・ファンクのパートナーはドリー・ファンク・ジュニア)、その後は両者揃っての来日の機会はなく、唐突に実現した感じは否めませんでした。

試合は試合途中からゴディのセコンドにキラー・カーンが付き、怪しい雲行きに。ハンセンは勝負を賭けたウェスタン・ラリアット狙いでサポーターを直すポーズから自らロープのリバウンドを利用しようとロープ際へ。

そこを狙っていたのがKカーン。ハンセンの足を掬って転倒させ、ハンセンはダウン。リングに上がったKカーンばゴディと2人がかりでハンセンを痛めつけ、9分44秒、ハンセンの反則勝ちとなりました。

セミファイナルは長州、谷津嘉章組とスーパー・ストロング・マシン、高野俊二組と対戦、10分24秒、長州がサソリ固めで高野俊からギブアップ勝ち。

全日本勢はセミ前に登場。鶴田、天龍組がラッシャー木村、鶴見五郎組の国際血盟軍と激突。13分4秒、鶴田が鶴見をフライング・ボディシザースドロップからの体固めで降して余裕の勝利。

ヒロ斉藤の持つ世界ジュニア・ヘビー級王座には新日本プロレス時代の先輩、小林邦昭の挑戦を受けました。H斉藤が12分7秒、ジャーマン・スープレックスホールドで小林邦をフォールし2度目の防衛に成功しています。

シリーズ終了後の9月20日、相模原市立総合体育館でジャパンプロレス自主興行「3大スペシャルマッチ」(観衆3,200人発表)が行われています。当日は日本テレビの生中継が入りました。

メインイベントでは3度目のシングルマッチとなる長州とマシンの一騎討ち。両者はこれまでジャパン自主興行の85年12月15日、2月16日の2回、後楽園ホールで対戦しスコアは1反則勝ち1反則負け。

決着戦となるべき一戦でしたが11分39秒、両者リングアウトの引き分けとなりました。試合後、マシンは長州の挑発に自らマスクを脱いでいます。そのシーンが放送時間の途中で終わってしまい、番組のエンディングでマシンのマスクが放送席に置かれており、翌週の週刊プロレスではマスクを脱いだマシンの姿が表紙を飾りました。

この日、当初はタイガーマスクの猛虎七番勝負第1戦として、谷津との試合が発表されましたが、キャンセルされています。恐らく、全日本プロレスの興行でやりたかったと馬場が譲歩しなかったかと思われます。(10月20日、岡崎市総合体育館で実現)

馬場はシリーズ終了後、修行中の輪島大士のトレーナーとしてプエルトリコに行っており不在。

セミファイナルでは鶴田、天龍組が谷津、アニマル浜口組と対戦し、12分30秒、浜口のロープに飛んでのフライング・ボディプレスを下から「剣山」で返した天龍がそのまま首固めに浜口を丸め込んで勝利を飾っています。

猛虎七番勝負が中止になったタイガーマスクは渕正信と組んでH斉藤、高野俊組と対戦、13分21秒、両チームリングアウトの引き分けに終わりました。
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