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2018年05月30日08:05

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(361)

長州がジャパンプロレス社長に就任してから初のシリーズとなる全日本プロレスの85年「熱風!サマー・アクション・ウォーズ」6月28日、後楽園ホール(テレビ収録、観衆2000人発表)で開幕。前に書きましたが、同日、新日本プロレスが品川プリンスホテル・アイスアリーナで「バーニングスピリット・イン・サマー」の開幕戦を開催しており、観客が割れ、こちらも満員マークはつかず。

メインイベントでは馬場、石川敬士組がスタン・ハンセン、クラッシャー・ブラックウェル組と対戦。この試合で馬場は倒れているブラックウェルにトップロープからのアトミック・ボムズアウェー(フットスタンプ)を見舞ったところ、巨漢ブラックウェルのお腹が柔らかかったせいか、バランスを崩して尻餅をついて倒れてしまい、観客席からは失笑が起きてしまいました。

試合は6分48秒、ハンセンが石川をウェスタン・ラリアットからの片エビ固めでフォールしています。

セミファイナルは鶴田、大熊元司組vs長州、谷津嘉章組で長州が10分14秒、大熊をリキラリアットから体固め。

セミ前には前シリーズ、突如復帰したものの、しばらく成りを潜めていたヒットマン、阿修羅・原が登場して天龍とシングルで対戦。14分37秒、ノーコンテストとなりました。

7月8日、長岡市厚生会館(現アオーレ長岡)で小林邦昭がスティーブ・リーガル(後に新日本プロレス、WCW、WWEで活躍するロード・スティーブン・リーガルとは別人)を11分27秒、フィッシャーマンズ・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)で降しNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座2度目の防衛。

7月12日、八戸市体育館に全日本プロレスに辞表を送り付けた越中詩郎が姿を現しましたが既に書いていますので割愛致します。

7月18日、後楽園ホール(テレビ収録、観衆3000人満員発表)はジャパンプロレスへの売り興行。

メインは全日本勢は絡まず、長州、キラー・カーン、谷津組とハンセン、ブラックウェル、テキサス・レッド(75年7月にジン・ルイスとして新日本プロレスに初来日、83年11月の世界最強タッグ決定リーグ戦にザ・モンゴリアンのリングネームで鶴見五郎と組んでエントリー、マスクマンとしてテキサス・レッドを名乗っていたレッド・バスチェンとは別人)組と13分51秒、両チームリングアウト。

この日石川敬士、佐藤昭雄組の持つアジア・タッグ王座にジャパンのアニマル浜口、寺西勇組が挑戦、15分15秒、浜口が佐藤にリングアウト勝ちしベルト移動。全日本プロレスの6本あったタイトルのうち、NWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級に続いて、歴史あるアジア・タッグがジャパンに移りました。

7月29日、鹿児島県立体育館(ノーテレビ、観衆3400人発表)では鶴田、天龍組のインターナショナル・タッグ王座にハンセン、Tレッド組が挑戦。13分43秒、天龍がTレッドを体固めで破り4度目の王座防衛に成功。王座獲得以来、反則勝ちなどでスッキリしない防衛戦が続いていた鶴龍コンビが初めて1本勝ちによる防衛を果たしました。

7月30日、福岡スポーツセンター(テレビ収録、観衆5700人発表)で馬場はハンセンの挑戦を受けてPWFヘビー級王座防衛戦を行い、13分50秒、エプロン越しのバックドロップからの体固めで敗れ、王座転落。47歳となっていた馬場はこれで無冠となり、タイトルマッチ戦線から撤退しています。馬場に引導を渡したのは、馬場自ら最後の好敵手と指名して新日本プロレスから引き抜いたハンセンでした。



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