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2018年04月28日11:53

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飛龍革命〜あれから30年〜(7)

30年前の88年4月は新日テレビ朝日のワールドプロレスリング、日本テレビの全日本プロレス中継の両方が同時にゴールデンタイムから撤退し、新編成となってのスタートでした。

ワールドプロレスリングの毎週土曜日午後4時からの放送第1回は4月16日で、4月11日、後楽園ホールからのスーパー・ファイト・シリーズ開幕戦。(国際プロレスが同名のシリーズ名を使用していた)

メインイベントは猪木、越中詩郎組が長州、馳浩組を破り、セミファイナルはビッグバン・ベイダーが坂口をビッグバン・スプラッシュで圧殺しています。

セミ前に若手の有望株でヨーロッパ修行を控えている19歳の船木優治が藤波のパートナーに抜擢され、マニー・ヘルナンデス、スティーブ・ケーシー(国際プロレス、全日本プロレスに来日した「怪僧ラスプーチン」ワイルド・アンガスの息子)組と対戦。

骨法の浴びせ蹴りなど若さ溢れるファイトで観客を魅了しましたが、最後はMヘルナンデスのセカンドロープを利したスイング式DDTにフォール負けを喫しました。

実況もメイン実況が入社6年目となる辻義就(よしなり)、解説は山本小鉄、サイドリポーターにフリーの伊津野亮を起用しています。

番組タイトルも「88ワールドプロレスリング」とし、オープニングとエンディングには田中信夫のナレーション、CUBICなるグループによる演奏のテーマ曲(音源調査中、情報求む)が使用されています。

全日本プロレスが新陳代謝が進む中で、新日本プロレスのマッチメークは依然として猪木中心。スーパー・ファイト・シリーズの主要対戦カードは4月27日、大阪府立体育会館で猪木vsベイダーのノンタイトル戦。

最終戦の5月7日はプロレスこけら落としとなる有明コロシアム(雨天の為翌8日に延期)で猪木vsベイダーのIWGPヘビー級選手権試合が発表されました。

また高田伸彦、山崎一夫が新日本プロレスを離脱、前田日明の新生UWFに参戦することになり、選手層が手薄になったIWGPジュニア・ヘビー級王座には王者馳に越中が挑戦。

藤波、木村健吾組が保持していたIWGPタッグの防衛戦はこのシリーズはありません。また、若手でデビュー5年目の山田恵一は前田と死闘を展開したドン・ナカヤ・ニールセンと異種格闘技戦を行うことになりました。

従来と変わらぬマッチメーク、猪木はベイダーとの2連戦で観客やテレビ視聴者を満足させるような試合が出来るのか?それともまたベイダーのパワーの前に一方的に攻められて苦しい試合を見せるのか…。

大阪、有明大会の前哨戦となったのがシリーズテレビ第2週目となった4月22日、沖縄・那覇市奥武山体育館大会、メインイベントは猪木、藤波組vsベイダー、マサ齋藤組。

試合はベイダーのパワーに猪木、藤波が圧倒され、6分36秒、日本組の反則勝ち。M齋藤がダウンしている猪木の足を腕で押さえつけ、そこにベイダーが非情のビッグバン・スプラッシュ。猪木はリング上で大の字となり、スコアは反則勝ちですが内容では完敗。シングル2連戦に暗い影を落としました。
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