ステージにあがると会場がザワザワガヤガヤと騒ぎだす。
輝莉は「どうせ水着ライブの事で騒いでるんだろうな」と思って特に気にはしなかった。全く気にならない訳ではない。水着で人前にでるなど恥ずかしかったし、こうしてまだ騒がれているのも気持ちの良いものではない。
輝莉はこうも思っていた。「優勝して正式なアイドルになれば水着グラビアくらいあるんだろうし、予行練習が出来た」と。そんな訳で輝莉と星名はちょっと気にしている風の乃愛を勇気づけ、スタッフの方にOKサインをだした。
いきなりの重厚重低音に会場が一気にシンと静まり返った。今度どんな事をはじめたのかと。
(今度は高い声がメインの実力勝負の曲。頑張らなきゃ)
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『エンド オブ ワールド〜少女の叫び〜』
作曲:VRANO=METRIA
演奏:フリステス音楽学院楽器演奏科一同
枯れ果てた大地に 少女は1人降り立つ
草木のない地に少女は何を思うのだろう?
諦め?それとも再生?翼を広げた少女は地平線をみつめた
少女の目から零れ落ちた一筋の滴 枯れた大地に零れ落ちた----------
少女は叫ぶ 悲しみの涙 慟哭と願い
彼女の想いは世界の救済
しかし崩壊してしまった大地は 彼女の涙さえ
呑み込んで・・・・ き え た ----------------
(間奏)
少女は枯れ果てた大地を 歩き始めた
草木1つない大地を 1人で進んだ
かつて繁栄したこの地も今では姿形(カケラ)もなく
少女は願った祈った 枯れた地の再生を--------------
少女は叫んだ 悲しみを空に 神よ聞き届けよと
地に堕ちた天使は どうする事も出来ない
しかしそれでも少女は願った 再生の火種(ともしび)を
しかししょうじょには 祈り願うしか できなくて-----------
(間奏)
かつて大乱の末に滅びた大地に 少女は天に願う
い ま い ち ど の ------------
「「「「「さいせいをーーーーーー!!!!」」」」」」」
(間奏)
少女は叫ぶ 悲しみの涙 慟哭と願い
彼女の想いは世界の救済
地に堕ちた天使は どうする事も出来ない
しかしそれでも少女は願った 再生の火種(ともしび)を
END OF WORLD-------------
願わくば・・・・聞き届けて・・・・くだ・・・・さい・・・・
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3人は叫んだ。高い声を出し続けた。カの限り。
そして失敗なく歌いきった。
観客の反応は・・・・シンと静まり返って反応がわからない。
進行役が慌ててステージにあがり、投票時間開始を告げた。輝莉達はステージの袖へ戻る。
燿「良く頑張ったよ」
輝莉「ちゃんとやれてました?」
燿「うん。練習通りだったよ。本番に強いね君達」
乃愛「そういってくださるとちょっと安心します」
星名「安心してちゃだめだよ?勝ち上がんなきゃいけないんだから」
燿「その通り。とりあえず控室へ行こう」
燿を先頭に4人は控室へと向かう。
投票時間は今から2時間。
2時間後には上がるか落ちるかが決まってしまう。
さて・・・・Ecritureはどちらになるのだろうか・・・・??
----------------------------------SCENE5へ---------------------------------
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