舟橋アナ「放送席三浦さん、今ヒロ・マツダさんにお話を伺ったのですが、マツダさんは『今の藤波の反撃は素晴らしい、さすがチャンピオンであると、これほどまでに自分が剛に教えた技がカットされるとは思わなかった』と思わず藤波を褒めてましたよ!」
藤波は剛の右足を捕らえるとドラゴンスクリュー。
三浦アナ「藤波、ドラゴンスクリュー!ちょっとこれは浅かったか」
桜井さん「ちょっと浅かったですが、藤波のファイトに余裕がありますね。剛はこれがが精一杯じゃないですかね」
10分を経過し観客やテレビ視聴者にも藤波と剛のスタミナの差がハッキリ出てきたことが伝わってきました。リングサイドには梶原一騎の他に森喜朗衆議院議員(後の内閣総理大臣)の顔も見えます。
剛のスタミナ切れを感じとったか、王者藤波が勝負に出ました。助走なしのドロップキック、ボディスラム、珍しいドリルアホール式パイルドライバー。フォールにいきましたが剛はカウント2でクリア。
藤波、ボディスラムで剛を投げておいてからトップロープへ。しかしこれは剛が読んでいてデッドリードライブで藤波を叩きつけます。
藤波が起き上がったところを剛がドロップキック、すかさずバックを取ると一気にジャーマン・スープレックスホールド。
位置はロープに近い。藤波は固められながらカウント2で左足をロープにかけました。レフェリーのミスター高橋はカウントをストップ。
藤波の肩が上がっていなかったことから剛は自分が勝った、と勘違いし思わず手を上げていましたが高橋からロープブレイクを指摘され、悔しがります。
藤波は頭を押さえてリング下に降り、呼吸を整えてからリングイン、セコンドの坂口征二が何やらアドバイスしています。
三浦アナ「ロープブレイク!、ロープブレイク!」
桜井さん「崩れましたね。これはロープに足がかかっていたんですね。しかしねぇ、剛のジャーマン・スープレックスですが、爪先がキュッと上がって本当に見事でしたよ。首がマットに食い込んでいい形でした。これがリング中央でしたら決まってましたね!」
剛が畳み掛けます。サイド・スープレックス、ネックブリーカー・ドロップからそれぞれフォールにいきましたが藤波はカウント2でクリア。
剛は藤波を担ぎ上げるとオクラホマ・スタンビートばりの助走をつけたボディスラム。
桜井さん「このスタンビートは強烈です!」
剛はロープに飛んでダイビング・ボディプレス、これは藤波にかわされて自爆。
藤波がフルネルソン、ドラゴン・スープレックスの体勢へ。剛は自らの左足を藤波の左足にフックしてこれを防御。
桜井さん「これですよっ!この切り返しです!」
剛は足をフックした体勢でクルリと回って藤波のバックを取ってジャーマン狙い。しかし藤波がバックを取り返してドラゴンにいくと見せかけてジャーマン・スープレックスホールド。13分52秒、カウント3が入り、藤波が剛を制して7度目の王座防衛を果たしました。
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