夜。蛍の携帯に姉から電話があった。質問があるという事なのだが-----------
愛瑠の質問とは、恋美の事である。家に帰ってからというもの、様子がおかしいようで。
怒っているようであれば・・・・なにか恥ずかしい事を隠しているような。機嫌が悪いという訳でもなさそうではあるが、よくわからない。
原因と言えるのは、体育の時間に話していた蛍が知っているのでは?という事で電話してきたらしい。
原因。確かに自分にあるのかもしれない。何故か怒っていたし。
ただ、何に怒っているのか、蛍にはサッパリわからない。あの時の事を詳しく姉に話してみる。何か答えが得られるのではないかと期待を込めて。
その答えは・・・・唸り。
蛍はまた自分が気づかないところで何か失敗したかと不安になった。
愛瑠「そうね・・・・まだ女の子としての生活、必要かもしれないわね」
蛍「それは・・・・どういう・・・・意味なの・・・・?」
愛瑠「女の子の事をもうちょっと知る必要、あるかもしれないって事よ」
そう言われては反論もできない。蛍はいままで、気が弱いせいで、女の子との会話など、「おはよう」「さようなら」「はい」「いいえ」の4つで会話が済んでしまっていて、会話らしい会話は・・・・無かったと振り返れる。いや・・・・これはただの挨拶であって、会話とは言えないのではないか・・・・?
蛍「ちなみに・・・・今のボクの話をきいて、何で怒ってるのかわかったの?」
愛瑠「起こった訳じゃないわ」
蛍「・・・・え・・・・?」
怒って・・・・いない?ますます分からない。いや・・・・だから女の子の事をもっと知る必要があるのか。
蛍「うーーーーーーーん・・・・・・・・・・・・・・」
愛瑠「・・・・本当にわからないようね。それじゃあアニメやマンガやゲームのギャルゲーの主人公みたいな鈍感さんになっちゃうわよ?」
それは何かイヤだ。とりあえず自分で気づけるようになると言い、電話を切った。
とはいうものの。
恋美は怒っていない。しかし顔を赤くして怒鳴っていたし・・・・アレで怒っていないとは----------
腕組みをして唸りつつ考えてみるのだが・・・・
蛍「うーん・・・・・・・・サッパリわからない」
博人「なぁ愛瑠?蛍の電話、何だったんだ?何かの相談?」
愛瑠「ええ。勉強の為に直接的には言ってないけど・・・・蛍はツンデレの女の子についてもっと理解を深めるべきね」
博人「は?・・・・ああ、恋美の事か」
愛瑠「ええ。答えを言ってしまうのは簡単なのだけどね」
どうやら蛍は課題を課せられたようである----------------
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