千百合の葬儀は2日後に執り行われた。棺や祭壇などが用意されたが、光となって身体が消滅してしまったので棺は空である。
この葬儀は御三家関係者と学校の友人や一緒に戦った博人達やアンジュ達が参列。葬儀は1時間ほどで終わり、葬儀だけの参列者は帰り、友人達は離れの住居棟へ移動し、夕食がてら千百合の話をしていた。
その中にはタルダロス達も・・・・いなかった。タルダロス達は境内にてロキを取り囲んでいた。
タルダロス「なぁお前。こうならねぇようにお前をこいつらにつけたんだぜ?」
タナトス「まさかお前、ヤツらと共謀してこいつらが使い物にならなくなるように仕向けたのではあるまいな」
エキドナ「え、そうなんですか?ロkいさんはまだあの人達と・・・・」
ネメシス「信じてましたのに」
4人はロキに冷たい視線その視線を真っ向からうけたロキは苦笑い。
ロキ「ボクって信用ないんだなぁ。あいつらとは縁を切った筈だヨ。みたでしょ?ケイオスと戦うボク」
と言われても駆け付けた時には千百合が既に天輪をつかっており、ケイオス達は驚き止まっていた。戦っていたのだろうが、目で見た訳ではないので信じづらい。あとで目撃者の優莉愛もしくはミランダに聞いたほうがいいだろうか。
タナトス「なら質問をもどす。なぜ待機指示にしていたあいつらを行動させた?止める為につけたはずだが」
ロキ「ああうん。その通りなんだけどさ。止めて止まる雰囲気じゃなかったっていうか。まぁ結果的によかったのかもしれないけド」
エキドナ「結果・・・・的?」
ネメシス「どういう事ですか?」
ロキは昨日の晩の事を話した。昨日の晩、千百合を失った御三家の様子を単独で見に行ったらしい。その時に立ち会った・・・・降霊の儀式----------
降霊の儀式は天国に召された霊を降ろす御三家だけに許された儀式である。それによっておろされた千百合の霊はなく、まだ現世を漂っていた。千百合の霊は自分が死んだあとが心配で昇華できなかったのだと鈴鳴神社にやってきた千百合の霊が言った・・・・らしい。見えず話せずのロキにも見える話せる術を施してもらい、自分がやったことに悔いはないかとロキは尋ねた。
千百合「悔いはありません。凛花ちゃんや青葉ちゃん、向日葵ちゃんやあのままだったら殺されてたかもしれない人々を護れたんです。でも・・・・無いというのも嘘ですね。まだまだしたい事もありましたし」
ロキ「マ、中学生だしネ」
凛花「千百合。お前は立派だった。命を賭して人々を守ったのだからな」
青葉「そうですね。御三家として十分な勤めをはたしました。あとは私達にお任せください」
向日葵「ちゆりんの分まで頑張りまちゅ」
千百合「ありがとうみんな。・・・・優莉愛」
優莉愛「お姉ちゃん・・・・」
千百合「最後までだめだめなおねえちゃんでごめんね。あとはお願い」
優莉愛「だめだめじゃないよ。お姉ちゃんは立派な自慢のお姉ちゃんだよぉ」
千百合「そう言ってもらえると嬉しいな。・・・・最後にロキさん。もし私の事を咎められたら自己責任でやったし、後悔は・・・・あんまりないと言ってください」
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ネメシス「そう・・・・そんな事を・・・・」
ロキの話を聞いて完全にロキを責められない4人。たしかに自己責任といってしまえばそれまでだが、やはり止めるべきではなかっただろうか。
とはいうものの・・・・彼女達を止めてしまえばさらなる犠牲者の人数は段違いになっていた筈。ある意味で止めなかったのがよかったとも言えるのだが・・・・それでもこれでよかったのか・・・・戦いに参加していた面々は思う。
その面々の中の博人はアリアに呼び出され、2次会会場の住居棟をでた。向かうは本殿の裏手--------------------
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