駆け寄った博人は千百合を抱き起こした。千百合はうっすらと目をあけており、焦点のあっていない目で博人をみた。
そして謝った。勝手に戦ってごめんなさいと。
謝る必要はなかった。悪魔の虐殺が止められたのだから。
千百合「私・・・・頑張れましたか・・・・?」
博人「ああ。最後だけだったけどよ、立派にあいつらを追い払ってたぜ」
千百合「残念です。倒せればよかったのですが・・・・」
ロキ「贅沢は言っちゃいけないヨ。ま、ボクもケイオスを逃がしたのは残念だケド」
千百合「ミランダさん・・・・優莉愛・・・・いる?」
ミランダ「はいここに」
優莉愛「お姉ちゃん・・・・」
目の前にやってきた優莉愛に、千百合は手を差し伸べた。優莉愛はそっとその手を取って・・・・その手に何かあるのに気づく。それは先ほどまで千百合が使っていた創生器-----------
優莉愛「これは・・・・」
千百合「私はもうだけだけど・・・・御三家の務めを今度はあなたが果たして・・・・」
優莉愛「そ、そんな事言わないでお姉ちゃん!!もうダメなんて!!」
千百合「わかるの。もう全身が動かないの。なんだかもう頭も真っ白に・・・・。ね、約束して。あなたにそれを託すけど、私みたいに無茶しないでね?」
優莉愛「うん。わかった」
ミランダ「大丈夫です千百合さん。無茶しないように、私がみていますから」
千百合「おねがいします。博人さん。みなさんをお願いします。・・・・ケイオス達の悪事を・・・・止めて・・・・くだ・・・・さい・・・・」
博人「ああ。任せとけ」
博人のその言葉を聞いて満足したのか、千百合が目を閉じると・・・・身体は光の粒になって・・・・消えた--------------
アンジュ「これが創生器の天輪の末路・・・・ですか」
セリカ「おねえちゃん・・・・もうこれは・・・・」
るるな「そうね。天輪は使わせちゃいけないわ」
恋美「にいにい・・・・?」
博人は立ち上がり、ケイオス達の逃亡していった方向を見つめる-------------
博人「ケリをつける時だな」
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