問題の御三家達はどうなったのか。御三家は開始直後から翔華を使っていた。これ以上障害がでないように出撃停止をしていたというのに。彼女達には悪いが悪魔相手には翔華しないとゆとりもって勝つ事が出来ないのが現状。翔華をしているおかげで戦況は優勢。そのまま勝てればいいのだが。
戦闘に参加していない優莉愛と直哉は戦いを見守りながら辺りをみる。
視認できるだけで・・・・犠牲になった人は30人くらいいそうだ。視認できないところまでどれだけの亡くなった人がいるかとおもうと・・・・怖い。
相手は人間を殺すのに何とも思わない悪魔。そして人殺しになかば楽しみを感じている様子のケイオス達。
姉はそんな奴らと戦っている。自分はどうなのだろうか。殺された人達をみただけで足がすくんでしまいそうな自分。少しでも戦力になれればと思うのに。
と自分を責めていると、戦は終結したのか、悪魔の悲鳴が聞こえ、カードに戻った。これで全部のポイントの悪魔を討伐出来ただろう。優莉愛は倒した旨を報告しようとして・・・・止めた。本来であれば待機の指示があるのでここにはいないはずなのだ。命令無視で戦っていたのをは・・・・流石に怒られるだろう。5人で話し合い、報告しないでこの場を去る事にした。そもそも、警察が来たら面倒だし。
ミランダ「みなさん無事ですか?」
千百合「あ、ミランダさんも来たんだ」
ミランダ「来たんだ?じゃありませんよ。アンジュさんは待機の指示をしたと言っていましたよ。どうしてこんな無茶を・・・・」
千百合はちょっと考え、思った事を口にした。出撃したのは、これ以上の死人が出ない為に。自分達は障害が出るだけで死ぬわけではない。だからカのない人々を護るのは御三家の務めだと。
ミランダ「そうかもしれませんが・・・・だからって・・・・」
凛花「叱責は甘んじて受けよう。自分達のしたことが悪い事だとは思っていない」
直哉「凛花ちゃん・・・・」
青葉「大丈夫ですよ。千百合ちゃんも言ったように、私達は勤めを果たしただけですから〜」
向日葵「うにうに。おきになしゃらず(´・ω・`)」
ミランダ「わかりました。とりあえずは勝利、お疲れ様でした。みなさん引き上げましょう」
『そうはいいかねぇんだよなぁ〜〜?』
頭上から声が。全員して見上げると、東京駅の頂きにケイオス達がいた。それぞれ武器を手に。
ミランダ「あなたたちは・・・・!!」
ケイオス「ミランダ姫もいたか」
凛花「今回のは一体どういうつもりだ」
ヘルモード「どういうつもり?君達はムダに悪魔を暴れさせたとでもおもってるのかい?うひゃひゃひゃ!!」
エーギル「今回のはな、全部お前らを狙う為に他の奴らを遠ざける為だぜ」
千百合「・・・・!!」
千百合達は身構えた。向日葵はハティだけ召喚し、様子見。ハティは先ほどの悪魔との戦いでも召喚されていたので連戦になる。
優莉愛「私達狙い?だったら私達だけ攻撃したらいいでしょう!?どうして人々を・・・・!!」
優莉愛は怒りを露わにし、霊光弾を放ったが、神器などでなんの上乗せもされていないただの霊光弾はケイオスの剣で弾かれた。
ケイオス「どうして?どうせアマテラスが死ねば終わりなのだ。死ぬのが早まっただけに過ぎない」
青葉「あなた達の思うようにはいきませんよ〜?もうすぐ皆さんもいらっしゃいますし」
ソール「その前にお前達を殺せばいいだけよ」
ハティは全員を見回した。こちらは悪魔との戦いで消耗している。それはハティも同じ。対して自分達が消耗するのを見計らって殺しに出てきたケイオス達。
形勢・・・・という部分ではよろしくない。むしろマズい。しかし絶望はしない。他のポイントを倒して戻ってきたどこかの組がいればまだ生き延びる可能性はある。
ハティ「お嬢。やつらに勝とうとはするな。増援がくるまで持ちこたえればいい。増援もアンジュ達ではなく、三種の神器がくるのが理想だが」
向日葵「うにうに(’’」
ケイオス「もちこたえる?やれるものならやってみるのだな」
「ハイハイ。そこまでダヨ。ケイオス」
このタイミングで出てきたのはロキ。今まで隠れて様子見をしていたのだが、このタイミングでのご登場だ。
ケイオス「ロキか。こちらに付く気になったのか?」
ロキ「ハハハご冗談を。前にも言ったヨネ。アリア様と宮凪愛架との約束だからもう悪さはしないってサ」
エーギル「なんだよつれねぇな。お前、退屈しねぇのかこの世界。一緒に潰そうぜ」
ロキ「ハ。こんな世界でもネ、ボクは結構気に入ってるんだ。タルダロス達とバカをするのもネ」
ヘルモード「じゃあボク達に殺されても文句言わないよね?裏切り者には死、だよね?ケイオス」
ケイオス「ん。覚悟はいいかロキ。そして貴様ら人間」
死ぬ覚悟はいいかと聞かれて「はい」という奴もいないだろう。千百合達は翔華を解いていないが、全員疲れの色が顔にでている。満足といえる戦いは出来ないだろう。
青葉「すみませんロキさん」
ロキ「いいって事サ♪ボクにとってもこの戦いは決別の戦いだからネ。とりあえず神器にサッサと来いとメールはしといたから、それまで持ちこたえてネ」
千百合「はい・・・・!!」
優莉愛「わ、私はどうしたら・・・・?」
ロキ「そだねー?じゃあミランダ姫とそこの男をここから遠ざけておいてくれるかな?」
優莉愛「あ、はい。ではちょっと離れた場所に行きましょうミランダ様。直哉さん」
直哉「うん。無茶しないでね凛花ちゃん」
凛花「わかっている」
ミランダ「皆さんご無事で・・・・!!」
優莉愛が2人を遠ざけた場所まで離れたのを見届けると、ロキも黒いモヤ、’ロプトウス’をだした。
ケイオス「お前、決別と言ったな。その技を教えた俺に勝てると思うなよ」
ケイオスは大剣に黒いモヤを付与した。おそらくこれもロプトウスだろう。
ロキ「さ、始めようか」
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