82年10月22日、能代市体育館よりUNヘビー級王者ハーリー・レイス、ドリー・ファンク・ジュニア、ジミー・スヌーカが特別参加。
レイスはスヌーカとのタッグで鶴田、阿修羅・原組と対戦、スヌーカが原をスーパーフライから片エビ固め。
レイス、スヌーカ組は暮れの世界最強タッグ決定リーグ戦にエントリーされ、スヌーカはレイスという強力なパートナーを得て、スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ組にリベンジを狙います。
ドリーは日本陣営から出場、この日はメインイベントで馬場、天龍とトリオ結成、ブロディ、ニコリ・ボルコフ、ドリーム・マシーン組と対戦。天龍がマシーンを延髄斬りから片エビ固め。
10月24日、北海道立北見体育センター(テレビ収録)では鶴田がレイスのUNヘビー級王座へのリターンマッチを行っています。
試合は8月の一戦と同様両者激しい流血戦となりました。レイスは独特のリズムで試合を優位に進め、鶴田の身体を引き抜くとバーディカル・スープレックス(ブレーンバスター)
しかし鶴田は背後から滑り降りてこれをかわすとフロント・スープレックス。
さらに自らロープに飛んでのフライング・ボディシザーズドロップの奇襲、完全に不意をつかれたレイスは後頭部を強打し返すことが出来ず。
20分14秒、体固めで鶴田がフォール勝ち。2か月半ぶりにUN王座を奪回に成功しています。
セミは馬場、ドリー組vsブロディ、マシーン組。馬場が16文キック1発でマシーンをフォールしています。
10月26日、帯広市総合体育館でのテレビ収録では2日前に北見で鶴田に敗れたレイスが今度は馬場のPWFヘビー級王座に挑戦。
試合は馬場の鉄柱攻撃でレイスが流血、馬場はレイスに河津落とし。しかし、後方に倒れる際、レイスはロープを掴んで防戦。
馬場の河津落としはスッポ抜けてしまい自爆、頭を打った馬場はロープ際でダウン。
レイスは勝負を賭けてコーナーポストに上ると馬場めがけてダイビング・ヘッドバット。カウント3が入り、12分45秒、体固めでレイスの勝利。レイスが第6代王者となっています。
馬場は16度目の防衛に失敗。79年2月10日、イリノイ州シカゴ・インターナショナルアンフィシアターでアブドーラ・ザ・ブッチャーを破って王座奪回して以来3年8か月ぶりの王座転落となりました。
どちらが勝っても再戦が決まっておりシリーズ終盤の11月2日、愛知県体育館で馬場はレイスにリターンマッチを挑むことになりました。
この日はダブル・メインイベントで、ブロディのインターナショナル・ヘビー級王座に前王者ドリーが挑戦。
パワーで優るブロディがドリーを圧倒、パンチ、キック、ワンハンドのボディスラムと攻め立てましたがドリーも冷静にエルボーで対抗しブロディの弱点と言われた足首を狙っていきます。
場外乱闘でブロディを流血に追い込むとテイクダウンさせ伝家の宝刀スピニング・トーホールド。
ブロディは下からドリーの顔面を蹴り上げて反撃、ドリーはもんどり打って場外へ転落。試合はここから再び場外戦となり11分29秒、両者リングアウトの引き分け。
ブロディが4度目の王座防衛を果たし、このシリーズ、鶴田、天龍、ドリーの3連続挑戦を退け、長期政権となっていきました。
この日鶴田は原と組んでスヌーカ、ボルコフ組とセミで対戦していますが、スヌーカのスーパーフライに原がフォール負けを喫しています。
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