身体測定の翌日。休み時間の教室内は身体測定の話ばかりされていた。男子は身長や握力、体重の話。女子も体重の話はしているものの、主には・・・・胸囲の話。
そしてここ、蛍の友人達もその話をしている最中だった。少々ふくらみが確認された子は「ブラ買ったほうがいいのかな〜?」なんて言う。服の上では全く分からないレベルじゃまだいらないのではないかと思うが、やはりそれも男の感想であり、女の子はそうではないのだろう。
・・・・まぁ微妙に膨らみが確認できるかどうかのレベルがあったとしても、まじまじと見つめる訳にもいかない。エロ男子と思われ・・・・いや、ここでは女の子か。ならいいのか。
・・・・そんな訳がない。そんな訳がないが、つい見てしまう。視線に気づいた友人の1人が蛍も行くかどうか聞いてくる。あまり会話内容を聞いていなかったので聞き返すと、買い物の話らしかった。
蛍「買い物?いいけど・・・・何を買うの?」
「聞いてなかったの?ブラよ、ブラ」
チュドーン!!蛍の脳が急速沸騰した。顔も真っ赤になっているだろう。顔が熱い。
「今度の土曜。皆で買いに行こうって話してるんだけど、ほたるんもどう?」
どうと言われても。男が女性下着売り場に入れと。それは厳しいのではないだろうか。
・・・・え、今身に着けてるパンツとかはどうしたのか?姉の愛瑠に買ってきてもらったものだ。自分で買った訳ではない。いづれ自分で買わなければならない時が来るだろうと思っていた。それがよもや1人ではなく友達となど・・・・。
蛍「えっと・・・・僕にはまだ早いんじゃないかな・・・・」
「え?そう?ほたるんもすぐおっぱい大きくなるって」
「そうそう。ほたるんのお姉さん、1つしか違わないのにあんなに大きいじゃん。姉妹なんだし、ほたるも大きくなるって」
「小5であれは巨乳系だよね〜。高校生とかになったらすごい事になってそう」
「だからほたるんも買ったほうがいいって」
蛍「え・・・・っと・・・・う、うん・・・・」
「じゃあ決まりね。じゃあ今度の土曜日って事で〜!!」
という話で休み時間が終わり、次の授業に。
(なんだか押し切られちゃった感じだけど・・・・いづれ通る道だったんだろうけど・・・・)
昨日の姉の身体測定の紙を見た時の事を思いだす。たしかバスト76センチとか書いてあったのを思い出した。確かに友人達の言うように、小学5年生でそれなら将来本当に巨乳になってそうだ。その妹(と思われている)である蛍もその可能性があると言われても不思議ではないが・・・・残念。蛍は男だ。
なにはともあれ、土曜日。身体測定という試練が終わってホッとしていたところだったというのに----------------
蛍の試練はまだ終わっていないらしかった・・・・・・・・。
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