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2015年12月03日09:55

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新たなる闘い(F-3)/SS

宝物殿に到着した3人は、他に何かないか物色し始めた。しかし出てくるのは花瓶や絵画などの骨董品が多く、武器があってもただの超高価な武器などなものだった。ただ値の張るだけの代物なのか、実は隠された能力があるのかは不明だ。確実に大戦で役立つ代物と分かるものでなければ。


そうして約1日かけて探し回った結果、特にこれといったものはみつからなかった。神々のカのこもった武具。そんなものはもうここにはないのだろうか・・・・。神星器や転生器が納められていた奥の方にも何もない。


ミランダ「・・・・・・・・お父様お母様?。これもただの高価な装飾品ですの?」


ミランダが何かを見つけて両親の前へ差し出した。それは金色の30センチ四方の箱だった。その箱の文様は・・・・神王や神王妃には何かの字が彫られているように見える、何かのヘコミがあった。しかし、そこに何が書かれているのか、3人にはわからなかった。

ただの箱の模様なのか、何かの字なのか・・・・。


少なくとも、何が書いてあるのかが読めないし、その文様がただの箱の模様なのか・・・・それとも字なのか・・・・はたまた魔術的意味のあるなにかなのか・・・・全く分からない。


3人は魔術師が詰める宿舎を訪ねて聞いてみたものの、それが何なのか分かる者はいなかった。


なら神の歴史、人間界の歴史などを調査している学者がいるところにも行ってみたが、なんとなく、この神の世界の古代文字に似ていると答えた学者がいたが、解読までは出来ないと言う。


少なくとも、模様ではなくて文字だという事だけは分かった。ならただの箱という可能性もあるが、何かのカをもった代物の可能性もある。


そういえば、と3人は思った。一体箱の中身は何なのか見ていなかった。神王は金色の箱を開けてみた。

中には装飾品が入っていた。十字架のネックレス、腕輪のような輪っかに指輪、宝石のような石のついたリボンの髪飾りらしいものが中には入っている。


神王妃「・・・・あなた・・・・これは?」

神王「・・・・わからん。コレはいつからあったのだ?」


それがわかる者は3人にも学者にもいなかった。しかし学者はもしかしたら分かるかもしれない人物を紹介してくれた。その人物は街はずれの森林の中でひっそりと武器を造っている鍛冶と武器の設計をしている者達がいるという話を聞いた。その鍛冶は武器だけでなく、こうした装飾品も作っているという話だ。しかもその鍛冶、何代も続く知る人ぞ知る強力な剣を造る者達だとか。


鍛冶屋なら何か知っている可能性はある。しかも何代もその技術を受けついてできた古くから続く鍛冶となればもしかしたら。しかし学者の話だと、気難しい者達で変わり者らしいという。話を聞き出すにしても、もしかしたら専門用語ばかりで喋って何を言っているのかわからないかもしれないし、一切何も答えてくれない可能性すらあるという。

しかし学者の話だと、近衛兵などの王宮騎士が身に着けている防具や武器も、その者達に発注をかけて造らせているようだ。

宮廷騎士。王族を守護する近衛兵達であるが、彼らの武器防具は何かの魔法力が施されており、魔法抵抗カに優れ、武器からは炎や電撃、氷の刃と化す剣すらある。彼らはそろって別段魔法を使っているわけではないと答えて首をかしげていたが・・・・なるほど。その変わり者の設計で打たれた代物か。



ミランダ「その者達に聞けば、わかるかもしれませんわ」


「しかし姫様?先ほども申しましたが、相当な変わり者だと聞きます。ただの職人肌の頑固者だとかそういうたぐいと思われ、べつに危害を加えてくることはないでしょうが、もしお訪ねになるならお気を付けください」


神王「では行ってみようか」


ミランダ「お父様とお母様はお城にお残りください。あ奴らが戻ってくる可能性があります。その時ご指示をだすお父様やお母様がいなくては指揮系統が機能しません」


神王妃「あなただけでいくと言うの?」


ミランダ「ええ。おそらく大丈夫でしょう。あなた、危害は加えては来ないと言いましたわね?」

「は、はぁ・・・・魔法剣などを造るほどの者達ですから・・・科学者か魔導士か・・・・ただの鍛冶師かは不明ですが・・・・おそらく大丈夫かと思われますが・・・・・」


ミランダ「だそうです。では早速行ってみます」

神王「気を付けるのだぞ」


ミランダは白馬に乗り、城下町を駆け抜け、一目散にその変わり者たちがいるという森林へと向かった。


森林・・・・とはいうが、樹々や雑草が生い茂っており、とても人が住んでいる様子にはみえなかった。しかし一応道らしきものがあるので、この道を進めばいるのだろう。ミランダはその道を馬を走らせ、森林というよりは樹海ともいえる森を進んだ-------------


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