路上ライブを翌日に控えた夜。
この日は流石に前日とあって練習が休みだったのでゆっくりする事ができた。夕食後にリビングのソファでうつ伏せになって横になる。
昨日までみっちりとトレーニングと練習詰めだった。身体のあちこちがまだ痛い。筋肉痛にでもなっているのだろうか。とりあえずできる限り身体を休める。
律音「あー・・・・うー・・・・」
翔「・・・・大丈夫か?随分と辛そうだが」
征刃「随分としごかれてるみたいだな」
律音「もうスパルダだよぉ・・・・あー・・・・ヒザが痛いー・・・・足が痛い・・・・」
愛架「何事もやりすぎは良くないけど・・・・でも今回は仕方ないのかしら」
なにしろ、STAR-MINEだけではない。今は月乃宮プロダクションにもメディアから疑念が向けられている。路上ライブや本番のライブで失敗すれば、「ああやっぱりこんなもんか。大会自体がここを優勝させて宣伝するだけの茶番だったんだ」と言われるかもしれない。そうなれば月乃宮プロダクションは危機的状況になる。所属タレントである愛架も他人事ではないのだ。娘が大変な思いをしているのに、今はSTAR-MINEの宣伝をしてやるしかできないはがゆさを感じている。
萌音「お姉ちゃんもポンコツにしては頑張ったよね」
律音「もうポンコツポンコツ言わないでよぉ〜〜」
翔「でもまぁ良く頑張ったよ。あとは失敗しないようにするだけだな」
そうは言うが、筋肉痛の状態でどこまでパフォーマンスが出来るかに依るが。メンバー全員筋肉痛をどこかに抱えている状態だ。檄を飛ばしていたアイリーンも例外ではない。7人全員がどこかしらに痛みを抱えているのだ。
征刃「とりあえず明日、頑張れよ。俺も様子見にいってやるからさ」
翔「父さんも行くぞ」
愛架「私は-------------」
萌音「ママは変装しても多分にじみ出るアイドルオーラでバレる。遠慮したほうがいいと思う」
愛架「しょんぼり」
しょんぼりと口にだすあたり可愛いお母さんだ。
愛架「でもなんとかして行くから。頑張ってね」
律音「うん。ありがと〜」
とりあえず家族総出で応援に来てくれるようだ。これは頑張らないと。
律音「・・・・っ!!・・・・あーうー・・・・」
やる気を出して立ち上がってみたものの・・・・足に痛みが走って涙目。
・・・・こんな状態で大丈夫か?明日・・・・。
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