関東予選開会式が終わり、ライブ順のくじ引きに。今回より、2日構成ではなく1日
のみ。チーム数がすくないので。
となればただの順番決めだけのくじ引きだ。今回も律音が引く事になっている。
前回の東京予選は月宵月華の後というクジ運のなさを露呈させたわけだが、果たして今回は・・・・??
律音「誠に申し訳ありません」
また土下座した。今回も土下座だった。律音が引いた順番は・・・・
1番。最初を引いてしまった。これは余程いい印象を与えるライブ内容でなければ、終いには忘れられてしまう恐れがある。
ののか「ああもう!!なんでトップを引いちゃうかなぁ!!」
美久「し、仕方ないよののかちゃん・・・・」
流奈「決まっちゃったからには頑張ろうよ」
律音「誠に申し訳ありません」
アイリーン「流奈さんの言う通りよ。決まってしまったからには全力でやって、審査員に好印象をあたえなければ」
翼「それに、練習の成果をだして完全なステージにしなければならないのは、どこの順番を引いても同じだからね」
土下座する律音をなんとか立たせていると、取材兼偵察に行っていた響介と鳴鈴が戻ってきた。今回はずいぶんと激戦が予想されると鳴鈴は言う。いくつかのチームが注意チームとして調べてきたし、それはほかのチームも一緒で、STAR-MINEも注目されていたし、マークされている。とはいえ妨害工作をするような事はしないが。
響介「一番最初を引いちゃったのかい?それは災難だったね」
燿「すぐに準備しないとね。じゃあ衣装に着替えて」
燿はそう言って準備を促すが、誰も着替えようとはしない。1番を引いてしまったことで何かプレッシャーでも感じているのだろうか。ここはプロデューサーとして励まさなくては。
燿「緊張とプレッシャーを感じているようだけど、ここは決まってしまったからには頑張ろう。1番最初で印象づけて、他のチームがやりづらく感じるように。だからとりあえず着替えを------」
ののか「男共は出ていきなさいよ!!着替えられないじゃない!!」
律音「わ〜ん。えっちぃ〜」
鳴鈴「着替えは私が手伝うから、とりあえずあんたたちは出てなさい」
おおそうだ。男がいたのでは着替えられない。当たり前の事に今更気づいた燿は、カメラをスタンバイしていた響介の首根っこを掴んで控室を出た-------------
燿「やれやれ。緊張とプレッシャーで着替えられなかったと思いきや、初歩的な事で失念していたよ」
響介「フッフッフ。追い出されていても流石はオレっち。隠しカメラは設置してあるぞ。ククククク」
燿「っ!?君はまたそういう事を・・・・!!」
響介「ねぇ風祭。お嬢の着替えシーンの動画、いくらで買う?」
・・・・・・・・ダメだ。響介にのせられる訳にはいかない。ここはキッパリと断るべきだ。もしみつかってアイリーンに幻滅されたらそこで終わりだ。
だが・・・・だが・・・・風祭燿も健全な中学2年生男子。良い雰囲気になれた初恋の女の子の着替えシーンとなれば・・・・・・・・
煩悩は振り拭う事は出来なかった・・・・。6人が着替え中の中、廊下では怪しい取引の話がされていたそうな。
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