予定時間を迎え、じゃんけんの結果、先行は月宵月華が務めた。月宵月華のステージは東京予選をほうふつとさせる中二トークと此花が披露し、曲に入る。
曲はリハーサルでのセットリストでは全部ロック調で、1曲だけ、東京予選のようなダークな曲をいれていたが、本番もセットリスト通りの曲と曲順で進んだ。
1曲目のあと、また中二トークする此花に結菜がツッコミをいれる漫才トーク(笑)を挟み、2曲目が始まる。
2曲目もロックだ。観客には月宵月華のファンもたくさんいるのか、ノリがいい。中にはサイリウムを振っている人も結構数がいた。いいのか?夏祭りでサイリウムを使って。
いい流れで2曲目も終え、いよいよ3曲目。3曲目はセットリストにはお得意??のダークサイドな中二ロック。前も2曲はただのロック曲だからよかったものの、夏祭りの場でダークサイドの曲を歌っていいものか・・・・。まぁ神社当代の舞が特に何も言わなかったのでいいのだろう。
しかし・・・・月宵月華の事をしらない人も多くいる。大丈夫なのだろうか。祭りの席でいくら当代巫女が許容しても歌って・・・・。
しかし此花達にそんな思慮は存在しない。ひたすら我が道を突き進むのみ。局地的に名のある吸血鬼の彼女にはそんな人間のモラルは通用しないのだ。
そんな堂々とダークサイドな曲をやろうとしている月宵月華の事を律音はかっこいいと思っていた。堂々と夏祭りでダークな曲を歌う。STAR-MINEには到底できないことだ。
いくらじゃんけんで順番が決まったとはいえ、これは次に出るSTAR-MINEはちょっとやりづらい。空気を完全に塗り替えられている。それは東京予選でも同じだが、今回は祭りという事で、観客は妙なテンションでノッている。この空気を変えることができるか-------------
ののか「空気?そんなものはのののうっにうにで一発だうにっ☆うに子に任せておけがいいのだ〜☆」
翼「確かに東京予選でうっにうには効果はあったけど・・・・」
ののか「そーだよー?のののチャーミングボイスでうっにうににしてやるんだからっ☆」
流奈「それは頼もしいねぇ」
美久「わ、わたしは緊張で・・・・。えっと緊張を和らげるにはえっと・・・・そうだ・・・・ひーひーふー。ひーひーふー・・・・」
流奈「なんかそれ、違うと思う・・・・」
アイリーン「まぁそれはおいといて」
ののか「おいとかないでよ!!」
律音「おいといて?」
アイリーン「急遽決まったわたくし達の後にやるはずの2組。未だに袖に来ないとは・・・・」
袖にいるのは律音達だけだ。あとの2組はまだ姿をみせていない。一体どういう事なのか。
翼「たしかに。もうステージ始まってるのに」
ののか「月宵月華にビビって逃げ出したんじゃな〜い?」
美久「そうなの・・・・かな・・・・」
燿「それは僕が聞いてるよ。なんでもシークレットにしてるから、順番が来るまでは出てこないってさ」
律音「内緒なの?わ〜い、楽しみ〜!!」
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