征刃「そうか。そんな事やってたんだな」
お泊り会の翌日。夕食の席で兄と妹と3人で晩御飯中。愛架は仕事でいないし、翔は能力者の仕事でいない。
律音「ありがとうもゆもゆ。もゆもゆの案が通ったよ」
萌音「ならよかった。でも次はお姉ちゃんが自分で考えてね?」
征刃「だったら俺にも相談しろよな。俺だってアイデアの1つ2つ・・・・」
何かアイデアがあったのか。律音と萌音がそろって聞いてみると・・・・兄はそっぽむいた。口ではあるようなそぶりだったのに、実はなかったぽい。
征刃「そ、そんな事はねぇぞ!?ないんだからな!?」
萌音「だったら言ってみてよお兄ちゃん。ホントニアルノナラ」
征刃「く・・・・そう・・・・小学生のくせに言うようになったじゃねぇかよ・・・・。俺のアイデアはな、ファイアーショーだ」
律音&萌音「ファイアーショー?」
兄の提案はこうだ。三神器の剣である草薙家。長男の征刃はもちろん強力な炎を出せるし、翔の厳しい特訓によって技も磨かれた。兄である征刃が炎をだせるなら、妹である2人も少なからずそのカはある。光神流古武術の技がつかえなくとも、炎を出すくらいはできるだろう。そこでファイアーショーを盛り込んでみてはどうか?という提案だ。
それを提案し、「やった!!俺、良いアイデア言ったぜ!!」とふんぞり返ってドヤ顔。しかし「却下です」と萌音に案を瞬殺された。
征刃「なんでだよ!?ファイアーショーやったらインパクト十分だろ!?」
萌音「かもしれないけど。ねぇお兄ちゃん。何のためにお姉ちゃんが神凪なんて偽名使ってると思ってるの?宮凪愛架の娘である事を隠す為だよね?なのに草薙の炎を出して、わざわざお姉ちゃんの正体を晒すような事してどうするの?そのあたりを考慮したアイデアをだしてください」
正論を言われ、グウの音もでない長男。高校生が小学生に正論で負けた瞬間だった・・・・。
しかし律音はファイアーショーにはちょっと興味あり。萌音は正体がバレる要因だと説得するが、マジックという事にすれば大丈夫だと言ってちょっとやる気。
征刃「そうだろ?そうだよな!!さすがは律音!!」
律音「アイデアをだしたお兄ちゃんもさすがだよ!!」
征刃&律音「あははははは!!」
2人して大笑い。先ほど小学生に言い負かされたのに、律音が採用ぽい感じなので、またドヤ顔。
萌音「はぁ・・・・大丈夫かなぁ〜・・・・」
溜息をつく草薙家末っ子。小学生に心配される中学生と高校生の図。とはいえ、たしかにマジックという事にしたら大丈夫なのかもしれないが・・・・
萌音は正体がバレて大騒ぎにならないか心配だった・・・・。
・・・・まぁ良しとする事にした。
・・・・本当に大丈夫か?律音・・・・?バレないように頑張るんだぞ?
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