mixiユーザー(id:5316474)

2015年03月27日09:35

387 view

県予選〜beginning score〜(6)/SS

全ユニットの順番終了後、審査がはじまり、控室で1時間くらい待たされる。放送で結果がでたというアナウンスが流れ、会場へ向かう。

どのユニットもみな不安そうに。


ステージには史記、シャル、華南がいた。ステージにはテーブルが用意され、そこに県大会通過を証する盾と賞状があるようだ。


史記に3位から発表される。


史記「じゃあ第3位。第3位は・・・・ユニット、『東京老舗八つ橋堂』」


会場に拍手がまきおこる。檀上にあがったのは・・・・1日目のグループだ。王道のアイドルソングとは違い、なぜか老舗なんたらというユニット名のようになにか・・・・笛やら琴のような和の楽器で編曲された歌を歌っていた。あまりアイドルらしいものではなかったが、そこが逆に印象的だったのかもしれない。檀上にあがった5人グループの少女たちは皆笑顔だった。華南から表彰され、観客に盾と賞状を掲げて見せた。


史記「では第2位・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・STAR-MINE」


ののか「やった!!やったわ!!」

律音「やったよ!!県大会通過だよ!!」


流奈「ばんざ〜い」


美久「私達が・・・・よばれたの?」

翼「そうだよ。行こう」


律音達は檀上にあがり、3位同様に華南から盾と賞状を授与される。これで県大会は無事通過出来た事になる。


華南「おめでとう翼さん。律音ちゃん。そしてお嬢様。月宵月華の直後だったからちょっと不安だったけど、審査員も視聴者も反応はよかったわ」

アイリーン「では・・・・会場票は・・・・」


シャル「ええ。会場の一番人気は月宵月華でしたわ」


流奈「やっぱり強敵だね」


律音「でも無事に県大会は突破できたよ!!バンザイだよっ」


あまりステージ上で月乃宮プロダクショントップ3と話し込むのも問題だ。あとで話し込むとして、1位の発表を待つ。まぁ1位は決まっているようなものだが。


史記が発表したユニットは、予想通りの月宵月華だった。葵と結菜は嬉しそうに盾と賞状を掲げていたが、此花はさも当然のようにドヤ顔で高笑いしていた。



・・・・というか、灰の状態から復活したんだな。此花。



翼「此花さん。灰になったと聞いたけど、無事だったんだね」


此花「あんな歌、聴かせないでよね。あやうく消えるところだったわ」

美久「灰・・・・消える・・・・ですか・・・・」


律音「ささやきー、いのりー、えいしょー、ねんじろー」

流奈「埋葬されますた。ち〜ん」



此花「そこ!!縁起でもないこといわない!!えっと・・・・音羽美久と言ったかしら?あなた、関東予選では全身がかゆくなるような曲はかかないで。わかった?じゃないと・・・・血をドバドバ吸うわよ」


美久「はぅ・・・・」


葵「気にしないで。自分の好きなように創ったらいいわ」

結菜「そうよ。なんだったら引導を渡してもいい」

此花「引導って何!?あなた達チームメイトよね!?仲間よね!?どこかの聖職者のスパイだったりしないわよね!?」


そんなやりとりをしていると、東京予選の閉会式の続きが始まる。史記、華南、シャルの順でコメントを述べて終わりだが、いちおう形式的に。


控室で制服に着替えた一同は祝勝会と称してどこかで食べることにした。とはいえ、皆中学生。お金がないのでファーストフード店になるが。そのメンバーの中にはもちろんプロデュサーの燿もいるが、大会後の取材の為に響介と鳴鈴も同行する事になった。



しかしそれにしても、だ。此花は次はアレルギーを起こすような曲は書くなと言っていたが、未発表の曲でないといけないという大会規約はない。つまり、県予選で使った曲でもかまわないのだが、帰り道で皆で相談し、新たに新曲を創りだす事に決まった。



関東大会までの与えられた猶予は1ヶ月。あまり時間はない。作詞作曲に振り付け、衣装作成とまた大忙しになりそうだ。



鳴鈴「祝勝会はファーストフード店らしいけど、払いは任せるわよ響介」

響介「なんでオレっち!?」

鳴鈴「だってその・・・・あの・・・・私達のその・・・・い、如何わしい写真で儲けてるんでしょ?この中でお嬢様の次にお金もってそうだし」


翼「そうだね。少しくらいは還元してくれてもいいかな」


響介「ならののかちゃんと律音ちゃんと美久ちゃんにおごってあげよう」


ののか「わ〜い♪」

美久「ありがとうございます」

律音「えっと・・・・私って・・・・ロリ?」

響介「オレっちの守備範囲は懐広いからね。美幼女と美少女なら歓迎するよ!!」


アイリーン「そう言い切られると、逆に清々しいですわねぇ!!そして節操ない!!貴方もそうなの?燿さん」



燿「同類にしないでくれるかな!!」





そんな会話をしながらファーストフード店へ向かう。とりあえず無事に県予選は突破できたが・・・・県大会は王道のアイドルソングぽい曲ばかりだったので、ちょっと路線の違う3組が勝ち抜けた。印象の問題で。今度は東京だけではない。どんな個性的なチームがでてくるか。気が抜けない。


とはいえ、とりあえず今日くらいは県大会で勝ち抜けられたという事でハメをはずしてもいいだろう。


・・・・ただし、六土響介以外は。



響介「おい語り部!!なんでオレっちだけ爪はじきするんだい!?」



日頃の行いがものをいうのだぞ。




-----------------------------------SCENE7へ-------------------------------


0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年03月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031