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2015年03月25日10:20

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県予選〜beginning score〜(4)/SS

史記「では次は異色のユニット、アキバアイドルの月宵月華です!!」


風祭史記に紹介されてステージにあがった3人。ほかのグループのように愛想よく笑顔を振りまいて手を振ったりはしなかった。


史記「あれ?他のユニットみたいに手振ったりしないの?」


此花「私は笑顔の安売りはしない主義なの。私を笑顔にできるのは・・・・・人間の苦しむ表情よ。もがき苦しみ泣き叫ぶその様を見ながら赤ワインでもいただきましょう」

シャル「ワインですか。しかしハタチ以下での飲酒は----------」

結菜「10万歳・・・・だから」

史記「でも中学生でアルコールはダメなんじゃないかい?」

葵「いいんです!!人じゃないから!!吸血鬼だから!!あんまり突っ込まないであげてください!!」


会場がドッと笑いが巻き起こった。


此花「さて・・・・よく月宵月華の黒ミサに集まったわね人間共!!今日は特別に新呪文を唱えてあげるわ」


葵「呪文て。早い話が新曲という事です」


史記「お?今まで秋葉原で披露した曲じゃないんだ」


結菜「閣下に新曲書けって言われた。めんどくさい」

此花「余計な事は言わなくてよろしい!!」


会場がまた笑いに沸く。



史記「はっはっは!!COOLなグループかとおもったらなかなか面白いユニットだNE!!じゃあ歌ってもらおうかイェァ!!」


史記とシャルがステージからはけると、ステージ中央に此花、両脇に葵、結菜が立つ。その直後、ベースとドラム、ピアノといった楽器の音が流れ、前奏が始まる。ロックな曲のようだが・・・どこか禍々しい前奏だ-------------



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『Midnight Moon』

作詞:月咲 此花
作曲:花水樹 結菜
編曲:雪城 葵



宵闇の満月の夜 魔の宴の始まり 狂気なる人間(おもちゃ)遊びが今、始まる

壊せ 壊せ  潰せ 潰せ  叫べ 慄け 

逃げろ 世界の果てまで 混沌は どこまでも 追い続ける

世界の崩壊の足音はすぐそこ  恐れ慄け絶望しろ人間(ぐみん)共



世界の闇は 果てしなく 宵闇を 覆い 光を侵食(むしば)み続ける

そして世界は 闇に染まり 月光に照らされる 壊れた 玩具

轟け 世界の果てまで 魔の狂喜の狂気

人の世は今宵にて 全てが 黒に 染まる


(間奏)


深淵の月夜の闇 魔の祭事(黒ミサ)の始まり 狂喜なる玩具壊しを 続ける

壊せ 潰せ 引き裂け 砕け 泣け 喚け

逃げるな もう救済(たすけ)は来ない 宵闇は ひたすらに 覆い続ける

常世の滅亡の足音はすぐ傍に 血を流せ注げよ闇の聖杯



世界崩壊は 限りなく 全てを 覆(の)み 太陽すらも塵に帰る

そして世界(すべて)は 絶望に染まり 月夜に照らされた 砕けた 玩具

響け 世界の果てまで 玩具の恐怖の絶叫

人の世は一瞬にして 全てが 無に 消える


(間奏)

世界の闇は 果てしなく 宵闇を 覆い 光を侵食(むしば)み続ける

響け 世界の果てまで 玩具の恐怖の絶叫

世界崩壊は 限りなく 全てを 覆(の)み 太陽すらも塵に帰る

そして世界は 闇に染まり 月光に照らされる 壊れた 玩具

逃げるな もう救済(たすけ)は来ない  月光に照らされる 壊れた 玩具



玩具の血で満たせ 狂気の狂喜なる闇のアスペルジオ

満たされた闇の盃にて 目覚める 闇魔王(ダークロード)

そして世界に轟く 深淵の絶唱(カオスグロリア)


World's end Forever !! eternal time dark night




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史記「はい、歌ってもらいました、月宵月華で’Midnight Moon’でした。いやぁ・・・・君たちの過去の曲もいくつかきいてみたけど、新曲もダークな感じなんだね」

シャル「ダークな感じというか、闇しかありませんでしたけど」


此花「当然よ。人間の世に光などありはしない。あるのは闇、絶望、混沌」


結菜「中二病っぽいからヤメテって言ったけど、却下された。ヒドイ」

此花「だから余計な事はいわなくていいのよ!!ま、まぁいいわ。人間共!!次の秋葉原ライブまでに覚えておきなさい。じゃないと血を吸うわよ!!わかった?」


『閣下、万歳』


史記「おおぅ!?オーディエンスが洗脳されている!?」


シャル「流石、アキバいちのアイドルなだけありますわね」


結菜「皆、ドMなだけ」


葵「あ、あはは・・・・」




そんなトークで月宵月華のステージは終わった。史記とシャルがほとんど口を開けず、ずっと閣下のターンだった。ひどい。



アイリーン「すごい・・・・会場の空気を一気にもっていかれてますわね」

美久「だ、大丈夫かな私達・・・・」


ののか「大丈夫よ。ののがうっにうににしてやるんだから」


翼「そうだね。うっにうになら空気を変えられるかもしれない」

流奈「そだね。この空気のまんま歌うのはちょっと大変かな」



月宵月華の3人が反対側の袖へとはけると、史記は次のユニット・・・・律音達を呼んだ。とうとう出番だ。



律音「皆。やっぱり月宵月華はすごかった。でも負けずにやろう!!行こう!!」



律音を先頭にステージへ向かう。会場の空気を変えることができるのか・・・・?


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