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2015年02月13日10:14

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乙女プリンス〜pure heart〜(4)/SS

律音「へ〜?じゃあやることにしたんだ?」


翌日昼休み、翼は律音だけを屋上に呼び出し、昨夜のことを話す。加入すると言ってくれたので喜べばいいものだが、律音は心配そうに翼を見上げる。小首をかしげて心配そうに見上げる律音は同性ながらに衝動的に抱きしめたくなるほどに可愛かったが、それをやると・・・・周りから何を言われるか・・・・。おそらく屋上にいる女子から黄色い声があがるに違いない。


律音「大丈夫なの・・・・?昨日、嫌がってたのに・・・・」

翼「あ、いや、嫌がってたんじゃないんだ。僕には似合わないんじゃないかって言っただけで。でも決心はついたつもり。だけど、僕が入ることで、チームのイメージが損なわれるんじゃないかって思ってさ」


律音「そ、そんな事ないよ?確かにちょっと背は高いし、可愛いというよりはカッコイイ系だけど、でも似合わないなんてことないと思うよ!!」

翼「そう・・・・かな・・・・」


??「そうよ!!決めたならやるべきだわ!!」


いつの間に来ていたのか、ののかが翼にピシっと指差し。もう片方の手は腰に手を当てていてなんとなくえらそうな感じだが、140センチとちょっとの小柄なののかでは長身の翼相手では迫力ゼロ。


律音「ののかちゃん」

翼「いいのだろうか。僕がやっても」

ののか「いいに決まってるじゃない。何を気にしてるの?世の中アイドルなんて色んな人がいるでしょ〜?ののや律音先輩みたいなキュート系もいれば、流奈先輩みたいなポップ系もいる。・・・・まぁ月乃宮先輩はセクシー担当って事で。美久は(なぜかここだけ先輩つけない人)ピュアな感じだし。って事で、ここでクールなイメージな人もほしいってトコなのよね〜。これで色んなファン層を獲得できるだろうし、ただ可愛いだけのアイドルや候補の人なんていくらでもいるのよ。こういう世界はね、突出した武器が必要なのよ。その点あなたはそれをもう持ってる」


翼「・・・・僕が?」

ののか「そ。ののはこの可愛いを超越した超ハイパーキュートなキャラが売りだし、流奈先輩は運動神経がいいのか、みててダンスのキレがいい。美久は見た目のはかなさとは裏腹に軽音部で鍛えた歌声と作詞作曲能力。律音先輩もなみなみならぬ才能があるし。まぁあの伝説のアイドルの娘なら当たり前だけど〜〜。悔しいけど、月乃宮先輩は中学生らしからぬプロポーションが武器なのかしら〜?なにあれ?胸なんか巨峰??って感じだし〜〜」


律音「今年の身体測定では胸囲83って言ってたよ」


ののか「中2でバスト83って何なのよ。ののにケンカ売ってんの〜〜?」


と声色を落として呟きつつ・・・・制服越しに自分の胸をさわる。そこには・・・・平原のように真っ平らな胸がそこにあった・・・・。いや、一応は申し訳程度にはあるのだが、アイリーンと比べてしまうと・・・・いや、比べる相手が悪いか。



のの「ま、まぁいいわ。月乃宮先輩はその美貌が武器。そしてあなたはそのプリンス的イメージが売り。そう思うわ。逆に考えなさい。その宝塚で男役ができそうな容姿は、逆に可愛いだけのアイドルより武器があるって」


ののかに自信満々そう言われて、翼も「そうなのか・・・・」と相槌をうつ。そういわれるとそんな気がしてくる翼。ならやってみようかと。


ののか「ん。じゃあがんばりましょ。ちなみに6人ならんだ時の立ち位置はののの隣ね」


翼「・・・・??どうしてだい??」


ののか「だってぇ〜〜、そうした方が、ののの小柄身長がさらに小さくみえるでしょぉ〜〜?そうすれば〜〜、ロリコンな方々に超絶な支持を得られると思うの〜〜。小さい子大好きな男子をうっにうにって虜にしちゃうの〜〜☆そうしたら〜〜、そういう子しか愛せない男性からの投票はもらったも同然♪もう勝ったも同然よね〜〜??キャハっ☆」


翼「圧倒的に打算しかなかった!!」


律音「あ、あはは〜〜・・・・。まぁつばちゃん。一緒に頑張ろうね」


翼「うん。及ばずながらカになるよ」


ののか「いやいや〜。既にカになってるわよ(物理的に)」


と、ののかは昨日翼がヘシ曲げたフェンスをみた。律音と翼は苦笑するしかなかった・・・・。


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