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2026年08月30日09:15

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【配信連動企画】昭和プロレス年史外伝�ゾ赦卒猯�島の決闘、アントニオ猪木vsストロング小林(19)

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74年12月12日新日本プロレス蔵前国技館大会、アントニオ猪木vsストロング小林のNWF世界ヘビー級選手権試合、10分過ぎの攻防からです。

猪木は小林の両足をダブル・レッグロックに畳んでから足を差し入れての得意のリバース・インディアン・デスロックからブリッジしての鎌固め。小林は堪えてうつ伏せ状態のままブリッジに来た猪木の首を捉えてスリーパー・ホールド。猪木はこれを嫌って外し、立ち上がってのリバース・インディアン・デスロック、猪木がステップオーバーして倒れる度に観客席からは大歓声。

小林は腕立てで上体を起こしていきます。猪木は足を離さずダブル・レッグロック、小林は苦しい時間が続きましたが、もう一度リバース・インディアン・デスロックで自らマットに倒れた猪木の首を掴んでスリーパー・ホールド。

猪木は小林の両足を畳んだまま、ボーアンド・アロー・バックブリーカー(弓矢固め)。しかしこれはロープに近い、小林は持ち上げられながら右手でロープを掴んでエスケープ。小林は場外へ、直ぐにはリングに入らず、リング下で呼吸を調整し、足の屈伸運動、猪木の長時間に及ぶ足攻めによるダメージを和らげました。

小林リングイン、手四つの体勢だが猪木はこれを外してダメージの残る小林の足を取りにいきます。小林は先程の猪木の足への集中攻撃によるダメージが残っていたか、あっさり両足を取られてしまいました。猪木は逆エビ固め狙い、小林は猪木の足を掴んで掛けさせず、両者グラウンドで足の取り合い。猪木はアキレス腱固め、小林も取り返す。膠着状態となり、レフェリーのコシキ・ジーンはブレイクを命じました。

両者立ち上がり、小林は足の屈伸運動、足へのダメージを気にしている模様。小林は猪木に組み付くと得意のベアハッグを決めました。15分経過。

小林は猪木の背骨のあたりに拳をグリップしてグイッと絞め上げてから、肩の上に担ぎ上げ、リフトアップしてから揺さぶりをかけて猪木の身体を一旦降ろし、腰を入れて絞め上げ、もう一度リフトアップ。そのままコーナーマットに叩きつけていきます。エプロン近くでダウンした猪木にストンピングのラッシュ。

小林は猪木を高々と担ぎ上げ、アトミック・ドロップにいくと見せかけてハイアングルのシュミット式バックブリーカー、フォールにいきましたが猪木はカウント2

小林はボディスラムからフォールの体勢へ、カウント2。小林は猪木の背中にパンチ、再び猪木を担ぎ上げてのアトミック・ドロップからフォール、猪木の足はロープヘ。小林は身体を離して、猪木が立ち上がって来るのを待ちますが、ここで待ってしまうのが小林の優しいというか、甘いところ…。

立ち上がった猪木はいきなり小林にナックルパンチ、やはり油断ならない、怒った小林は気合を入れる為に、まずコーナーマットをナックルで叩いてから猪木の額めがけてナックルパンチの連打。猪木もナックルパンチで応戦、殴り合いではやはり猪木に分があったか、小林は腰砕け。

百戦錬磨の猪木はこれを見逃さず、組み付くとスタンディングでのスリーパー・ホールドにいきましたが、そのまま小林の顔面を掻きむしる反則。目に指を入れています。このあたりのダーティさは小林には真似の出来ないところ。ダウンした小林をさらにナックルで殴り付けてからスリーパー・ホールド。

レフェリーはチョークを取り反則カウント、ここは手を合わせる離す猪木、再びスリーパー。小林はコーナーに逃げブレイク。リング中央で手四つ、小林はフィンガーロックからジャンプして力を入れて上になり優位な体勢に。猪木は膝を曲げた中腰の状態から小林の顎にヘッドバットの奇襲攻撃。

これには小林が激怒、ヘッドロックから猪木の首を絞めてチョーク攻撃、ダウンした猪木にニースタンプ、猪木、足を払って倒し逆エビ固め。20分経過。

試合の序盤では小林に足を掴まれて決まらなかった猪木のボストンクラブですが、今度はガッチリ決まりステップオーバー。パワーファイターではない猪木ですが、グイグイと絞め上げていきます。

小林は脚力を利して腕立て、猪木は一回転してローリング・クラッチ(エビ固め)、小林もエビ固めで切り返しての応酬。小林は猪木の足を取ってレッグブリーカーからレッグシザース、猪木は下から小林の顔面に上腕を擦る感じのフェイスロック、小林はレッグシザースに捕えた猪木の足をグイッと力を入れて締め上げると猪木はたまらずフェイスロックを外す。

小林がグラウンドヘッドロックに移行、猪木は上体を起こして巧みにロープヘエスケープ、レフェリーが両者の間に割って入りブレイク。

両者リング中央で組み合い、猪木は小林のボディに強烈な膝蹴り、キチンシンクを入れました。小林ダウン、猪木は倒れた小林にストンピング、ロープに飛ばしてのショルダースルー、しかしこれは小林が読んでいて、膝蹴り、先程のキチンシンクのお返しです。

猪木は首投げから肩を押さえつけてグラウンド・ヘッドロック、小林はヘッドロックを掛けられながら上体を反らして猪木をエビ固めでフォールにいきました。猪木は小林の髪の毛を掴んで引きずり起こしにいきますが、小林はヘッドロック、万力のようにグイッと力を入れて絞め上げていきます。

猪木が小林をロープに飛ばしてショルダー・タックル、打ち勝ったのは小林、もう一度小林がロープに飛んで、反動を利して帰って来たところを猪木はフライング・ヘッドシザース。しかし小林は踏ん張って倒れない、両者もつれて場外に転落、25分経過。

猪木、小林の額を場外の鉄柱に一撃、小林ファンか、観客席からリング内にモノが投げ入れられる。小林は額から流血、3月19日とは逆パターンです。エプロンに上がってきた小林の割れた額めがけて猪木はナックルパンチ、小林はダウンして再びリング下へ。血を見てエキサイトした小林は両手でマットを「バンっ!」と叩き、リングをグルッと回ってもう一度マットを叩いて自らの魂を鼓舞してリングインしました。

リング上でも大人しい小林がここまで自分の感情を剥き出しにするのは非常に珍しいこと。鬼の形相で猪木にナックルパンチ連発、流血した額でのヘッドバット、「ウワーッ!」と絶叫する。さらにヘッドバットを打ち込んでいった小林でしたが、喧嘩ファイトでは猪木が上、パンチに見せかけたカウンターのエルボーバット、ナックルパンチ連打のお返し。

小林が猪木をロープに飛ばしてのカウンターのパンチは空を切りました。猪木はナックルパンチで小林の額を一撃すると一気に卍固め、猪木のフックした左足が小林の首筋に食い込む、小林はギブアップしない。小林が倒れて体勢が崩れました。立ち上がろうとする小林の背後から猪木はもう一度卍固め。必死に耐える小林、首の骨が折れてもギブアップしない覚悟か。

レフェリーのジーンは「これ以上耐えたら危険」と小林にギブアップを促すようなジェスチャーをしましたが小林は堪え続けました。そこへサブレフェリーのミスター高橋が入ってきてジーンと協議、小林がこれ以上我慢すれば首が折れる危険性があると、小林の試合続行不可能と判断し28分27秒、試合修了のゴングを要請し、レフェリーストップ、卍固めにより猪木の勝利を宣言。

猪木がNWF世界ヘビー級王座8度目の防衛に成功、小林の再挑戦を返り討ちにしてみせました。

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