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2026年08月13日16:07

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【配信連動企画】昭和プロレス年史外伝�ゾ赦卒猯�島の決闘、アントニオ猪木vsストロング小林(2)

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ストロング小林の国際プロレス所属最後のシリーズ74年「新春パイオニア・シリーズ」は1月5日北九州市小倉区三萩野体育館(テレビ収録、観衆3,000人発表)で開幕しています。 

前73年、7月9日大阪府立体育会館で同門のラッシャー木村を2−1で破りIWA世界ヘビー級王座を防衛した小林でしたが、9月〜10月にかけて開催された「第5回IWAワールド・シリーズ」ではラーズ・アンダーソンに反則負け、さらに伏兵寺西勇にもフォール負けを喫しまさかの予選落ち。(木村が初優勝)

11月9日和歌山県那智勝浦観光会館で初来日のワフー・マクダニエルに2−1敗れIWA世界ヘビー級王座から転落、11月14日長野市民体育館でのリターンマッチでは1−1から両者リングアウトの引き分けで王座奪取成らず。

シリーズ最終戦11月30日後楽園ホールでは反則含みながらワフーを2−1で破り、王座奪回に成功していますが、その2日前の11月28日横浜文化体育館では、「現役IWA世界ヘビー級王者」のワフーとグレート草津がノンタイトルながらワフーの最も得意とするインディアン・ストラップ(革紐)マッチを金網デスマッチで行い、コーナータッチによるKOで勝ってしまう、という不可解なマッチメークもあり、マッチメーカー草津による「小林下げ」は露骨になってきていました。

シリーズ参加外国人はカウボーイ・ビル・ワット、ジェリー・ブラウン&バディ・ロバーツ組のブロンド・ボンバーズ(ハリウッド・ブロンドス)、ブッチャー・バション、ペドロ・サムソン、マスクマンのザ・ジャックナイフの6選手。

日本側はフリーの清美川梅之が約4年ぶりに国際プロレスのリングに登場、また糖尿病と腎炎により前年末から入院、欠場していたミスター珍が復帰しました。大磯武は開幕戦から欠場しています。

開幕戦メインイベントでは小林はJブラウンと金網デスマッチで対戦、23分15秒、カウントアウト勝ち。

セミファイナルは草津&アニマル浜口組とワット&Bバション組と対戦したタッグマッチ45分3本勝負。1本目は15分30秒、草津が足4の字固めでエース外国人であり、小林のIWA世界ヘビー級選手権に今シリーズ2度挑戦が決定しているワットから、いきなり開幕初戦からギブアップで勝ってしまうという結果に。

2本目は7分46秒、ワットがオクラホマ・スタンピートから草津を体固め、決勝の3本目は4分40秒、両チームリングアウトとなり1−1の引き分けとなりました。このあたり、先シリーズでのワフー・マクダニエル戦で見せた「チャンピオンは小林かも知れないが、俺が裏エース」という草津のやり方が出てきています。

木村はセミ前で大位山勝三と同門同士のシングルマッチで対戦し8分20秒、体固めでフォール勝ち。マイティ井上とBロバーツのシングルマッチは18分20秒、体固めで井上の勝利。寺西勇とサムソンのシングルマッチは11分8秒、体固めでサムソンが勝ち、ジャックナイフは田中忠治を10分3秒、体固めで降しました。

小林のマッチメイクにおける冷遇はさらにこのシリーズ拍車がかかり、第2戦の1月6日宮崎県都城市体育館(観衆4,000人満員発表)では浜口とシングルマッチ30分1本勝負で対戦、16分2秒、体固めでフォール勝ち。

今シリーズは1月14日大阪・寝屋川市市民体育館と1月19日神奈川県川崎市体育館で小林とワットによるIWA世界ヘビー級選手権試合2連戦と、1月17日、三重県津市体育館でJブラウン&Bロバーツ組のブロンド・ボンバーズが木村&草津組のIWA世界タッグ王座に挑戦するタイトルマッチが組まれておりますが、シリーズ最終戦は2月1日、札幌中島スポーツセンターであり、前半2週間でタイトルマッチをやってしまい後半戦は興行の目玉がない、消化試合のような編成になってしまいました。

IWA世界タッグ王座に挑むJブラウン&Bロバーツのブロンド・ボンバーズが今シリーズ初めて2人だけのタッグを結成したのが第3戦の1月7日、宮崎県高千穂町体育館(観衆3,000人発表)大会でボンバーズはメインイベントで草津&井上組と対戦。1本目は18分34秒、ロバーツが井上を体固め、2本目は4分9秒、日本組の反則勝ち、決勝の3本目は4分10秒、井上がロバーツを体固めで破り、2−1で草津&井上組が勝利。反則含みながらボンバーズは今シリーズタッグ結成初日で敗戦。

セミファイナルはIWA世界ヘビー級選手権試合の前哨戦、小林とワットのシングルマッチ45分3本勝負。1本目は10分8秒、ワットが体固め、2本目は4分8秒、小林が体固め、決勝の3本目は4分46秒、両者リングアウトとなり1−1の引き分けとなりました。

木村はサムソンを16分10秒、体固めで破り、Bバションは浜口を10分47秒、片エビ固めで降しています。ジャックナイフは田中に10分22秒、体固めで勝利を収めました。

第4戦の1月8日、鹿児島県立体育館(観衆4,500人満員発表)大会では、今シリーズ、ベルトに挑戦するワット&Jブラウン&Bロバーツのブロンド・ボンバーズ組が最強外国人トリオを結成して木村&草津&田中組と対戦。1本目は16分50秒、ブラウンが田中を体固め、2本目は6分24秒、草津がロバーツを足4の字固めでギブアップさせ、決勝の3本目は6分19秒、田中がブラウンを体固めに決めてボンバーズが2本取られて2−1で木村&草津&田中組が勝っています。

タイトル戦にむけてベルト流失危機をアピールしたいところですが、タイトル戦前に討ち死にでした。

セミファイナルは井上vsサムソンのシングルマッチ45分3本勝負。1本目は14分35秒、サムソンが体固め、2本目は8分41秒、井上が逆さ押さえ込み、決勝の3本目は4分26秒、井上が体固めに決めて2−1で井上が勝利を収めています。

小林はセミ前でBバションとシングルマッチ30分1本勝負で対戦し13分30秒、両者リングアウトの引き分け、浜口とジャックナイフのシングルマッチは9分15秒、体固めで浜口が勝ちました。

1月12日岡山武道館(観衆3,000人発表)大会。メインイベントは草津&井上組とJブラウン&Bロバーツ組のブロンド・ボンバーズが対戦。1本目は13分46秒、ロバーツが井上を体固め、2本目は3分36秒、草津がブラウンをアバラ折り(コブラツイスト)でギブアップ勝ち、決勝の3本目は3分5秒、井上が回転エビ固めでロバーツからフォール勝ち。2−1で草津&井上組に軍配が上がり、1月7日の宮崎県高千穂町大会では反則含みでしたが、2フォール奪っての完全勝利。

こレではタイトル戦の結果も予想がついてしまいます。ブロンド・ボンバーズは71年11月の「ビッグ・ウィンター・シリーズ」に残留参加して以来、およそ2年1か月ぶりの来日となりましたが、明らかに戦力ダウンした感じです。

セミファイナルは浜口とサムソンのシングルマッチで12分8秒、体固めで浜口のフォール勝ち、小林はセミ前鹿児島で両リンだったBバションを15分49秒、片エビ固めで撃破、木村vsワットのタフガイ同士の一戦は12分54秒、両者リングアウトのドロー。田中はジャックナイフに7分2秒、反則勝ちを収めています。

今シリーズから復帰のミスター珍はこの日、米村勉とシングルマッチで対戦し、13分2秒、片エビ固めで勝ちました。

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