mixiユーザー(id:21258650)

2026年07月25日20:31

108 view

【配信連動企画】昭和プロレス年史外伝��これぞ日本選手権!第2回ワールド・リーグ戦(9)

フォト

75年新日本プロレス「第2回ワールド・リーグ戦」も終盤戦に入って来ました。第24戦、5月3日北九州市小倉区三萩野体育館(観衆4,500人超満員発表)大会。公式戦は最初で最後となったストロング小林と大木金太郎との注目の公式戦。初のシングル対決です。

現在のようにCS放送、ネット配信が普及していれば動画が見られたかも知れませんが、ノーテレビだったのが惜しまれます。

S小林は大木のキーロック地獄を力で脱出すると、強引にハイアングルのシュミット式バックブリーカーからフォールの体勢へいきますが大木はカウント2で返します。

S小林がロープに飛んでショルダータックルにいこうとしたところへ、待ち受けていた大木はS小林のボディに強烈な頭突き、ガクッと腰から砕け落ちるS小林。大木はS小林の髪の毛を掴むとヘッドバットのラッシュ。

思わずS小林は場外にエスケープ。フラフラになって上がってきたところを大木はリング内からエプロン越しのブレーンバスター、さらにネックブリーカー・ドロップ、カバーに入ったがS小林はカウント2でクリアしました。

大木はトドメとばかりもう一度ネックブリーカー・ドロップ、しかし場所がロープ際。S小林は必死にロープを掴んで踏ん張り、技を掛けようとした大木の腕がすっぽ抜けてダウン、そこへS小林がボディプレス、16分47秒、カウント3が入り、体固めでS小林が大きなフォール勝ち。全勝街道をただ一人突っ走っていた大木に初黒星がつきました。

S小林は12戦10勝1敗1分の10.5点。土がついた大木は11戦10勝1敗の10点となりました。

この日のその他の公式戦は永源遙がジョン・ガニアを10分23秒、片エビ固めで破り、外国人白星配給係同士の対戦となったサングレ・フリアーとファザール・シンの一戦は7分26秒、片エビ固めでフリアーが勝っています。

また、前日の5月2日、長崎国際体育館大会の試合前の練習で木戸修が左肘を痛めてしまい、その日から試合を欠場していますが状況が思わしくなく、リーグ戦を棄権しました。木戸はこれまでJガニアに勝った1勝のみで、残り予定されていた公式戦、猪木、永源、マンマウンテン・マイク、フリアー、Fシンの5人に不戦勝を献上することに。

フリアーとFシンにはやれば確実に勝てたと思われただけに残念でしたが1勝14敗の1点で日程終了となりました。

小倉大会のメインイベントはアントニオ猪木&坂口征二組の黄金コンビがキラー・カール・クラップ&マイク組と対戦。1本目は11分42秒、坂口がMマイクに反則勝ち、2本目は4分23秒、猪木がMマイクの288Kgの巨体を回転エビ固めで丸め込み、2−0で猪木&坂口組がストレート勝ちをしています。

第25戦、5月4日佐賀スポーツセンター(観衆4,400人満員発表)大会。

公式戦S小林はFシンと対戦、6分41秒、逆エビ固めでギブアップ勝ちし13戦11勝1敗1分の11.5点で残りが猪木とスーパー・デストロイヤー。前日、初黒星を喫した大木は柴田勝久を8分33秒、体固めで破り12戦11勝1敗で残るは坂口、クラップ、Sデストロイヤーと難敵ばかりになりました。

クラップは永源を6分47秒、頭蓋骨絞め(ブレーンクロー)で降し、10戦9勝1敗。マサ齋藤とSデストロイヤーの公式戦は10分55秒、Sデストロイヤーのリングアウト勝ち。斎藤は4敗目。

メインイベントは猪木vsMマイクのシングルマッチ60分1本勝負で7分34秒、回転エビ固めで猪木が快勝、セミファイナルは坂口&星野勘太郎組とフリアー&Jガニア組の白星配給係チームのタッグマッチ45分3本勝負が行われ、1本目は15分42秒、星野がフリアーを体固め、2本目は7分7秒、坂口が片エビ固めでJガニアを降し、坂口&星野組が2−0のストレート勝ちを収めています。

第26戦は5月5日月曜日祝日、こどもの日の福岡スポーツセンター大会、坂口の地元とあって、ノーテレビながら6,500人(超満員発表)の観客を動員しています。

新日本プロレスの50年の歴史の中でGWの福岡でのビッグマッチ「レスリングどんたく」がありますが、開催されていない年も何回かはありますが、新日本プロレスは5月には福岡スポーツセンター、福岡国際センター、福岡ドーム(ペイペイドーム)などで興行を開催、前年の74年5月5日にも同所で行われています。

福岡大会では坂口とM齋藤による公式戦、明大同期の桜対決が組まれています。共に同じ1942年生まれ、坂口は柔道、M齋藤はアマレスでしのぎを削り、坂口は64年東京五輪出場、翌65年には全日本柔道選手権優勝。齋藤も64年東京五輪フリースタイル日本代表として活躍しました。

M齋藤はゴングと同時に坂口を場外に落とし椅子、机を使って坂口に奇襲攻撃。さらにヘッドロックに捕らえるとコーナーの鉄柱へ、しかしこれは坂口がかわして齋藤は鉄柱に誤爆。

リング内の闘いではM齋藤が足4の字固めを決めて坂口の強靭な足腰を攻めていきます。さらに引き起こしてのブルドッキング・ヘッドロック、しかし運悪く対角線上に田中米太郎レフェリーがおり、レフェリーにぶつかってしまいました。

M齋藤は坂口を捻りを加えたバックドロップで投げてフォールにいきましたが、田中レフェリーはダウンしたままでカウント入らず。

これで九死に一生を得た坂口は河津落としからアトミック・ドロップと見せかけてのバックドロップからフォール、蘇生した田中レフェリーがカウントにいきますがこれはM齋藤がカウント2でクリア。

ならばと坂口はM齋藤をロープに飛ばしてカウンターのスリーパーホールド狙い、これを見ていたM齋藤は坂口の腕が巻き付いた瞬間に坂口の首と腕を掴んでのネックブリーカー・ドロップ、やや強引でしたが決まりました。最後はロープ越しのブレーンバスターから12分31秒、体固めで坂口がフォール勝ち。これで坂口は13戦11勝1敗1分、11.5点でS小林と並びました。残るは猪木と大木。齋藤は試合内容は素晴らしいものが多いですが5敗となりました。

この日S小林は公式戦外の試合でフリアーとシングルマッチで対戦。7分16秒、逆エビ固めでギブアップ勝ちを収めています。

福岡大会メインイベントは猪木&星野組vsクラップ&Sデストロイヤー組。1本目は14分11秒、Sデストロイヤーが星野をカナディアン・バックブリーカー、2本目は3分15秒、星野がSデストロイヤーを体固め、決勝の3本目は2分21秒に猪木が卍固めをSデストロイヤーに決めて2−1で猪木&星野組に軍配が上がっています。
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年07月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031