76年「第4回チャンピオン・カーニバル」、第3週は4月17日青森県八戸市体育館(観衆4,500人超満員発表、当日ディレイ放送、関東地区は午後11時45分より)大会。
メインイベントは外国人ヒール頂上対決、アブドーラ・ザ・ブッチャーvsキング・イヤウケア。初来日はイヤウケアが60年、ブッチャーが70年でアメリカでの実績ではイヤウケアが格上。
ですが全日本プロレスのリングではブッチャーの方が扱いが上でした。試合はヒールマッチらしく両者大流血、リングロープを外して暴れまくるなど収拾がつかなくなり8分8秒、ノーコンテスト。共に無得点となり、ブッチャーは10点、イヤウケアは6点。
セミファイナルは初対決となるジャイアント馬場とグレート小鹿の一戦が実現。馬場が河津落としからの体固めで破り10点。
ザ・バラクーダはこの日、大木金太郎と対戦、大木の頭突きで場外に逃れたバラクーダは大木が追ってくることを想定しており、カウント10間際に大木を場外でボディスラム。さっとリングにかけ上がってリングアウト勝ちの金星。
これでバラクーダは11点と鶴田と並んで同点首位に躍り出ました。
公式戦も折り返し地点を過ぎるとノーテレビの地方大会でもトップ同士の対戦が組まれるようになって来ました。
翌4月18日日曜日の大宮スケートセンター(観衆3,500人満員発表)で馬場vs大木金太郎の一騎討ち。僅か半年前に蔵前国技館を超満員札止めにして見せたカードが大宮で実現。
試合は場外戦となり、大木のセコンド、南海山が馬場に手を出しました。馬場陣営のセコンドと激しい揉み合いとなりましたが肝心の両者がリングに戻れず両者リングアウト。馬場は失点4となり10点、大木は連日の無得点試合となりこちらも失点4で8点。
4月21日香川県高松市民文化センター(観衆3,600人発表)ではジャンボ鶴田とザ・デストロイヤーがシングル初対決で30分時間切れ引き分け。鶴田12点、デストロイヤー13点。
バラクーダはイヤウケアとの対戦、外国人側のナンバー2争いは両者リングアウト。バラクーダは13点、イヤウケアは8点。
翌4月22日愛媛県宇和島市営闘牛場(観衆5,000人超満員)で馬場とデストロイヤーが30分時間切れ。馬場は11点、デストロイヤーは連日、鶴田、馬場を相手にフルタイムドローで14点。
第4週、4月23日高知県民体育館(観衆6,000人超満員発表、テレビ収録、4月24日放送)
公式戦は鶴田とブッチャーが対戦、鶴田はこのシリーズ、右大腿部を負傷しておりサポーターを着けての出場、ジャンピング・ニーパット連発でブッチャーを追い込んでいきましたが、ブッチャーは場外戦に持ち込みました。
そこへ翌週の5月1日日大講堂でブッチャーとの公式戦が組まれている大木が乱入しブッチャーに頭突き、もつれ合うように9分56秒、両者リングアウトの双方無得点試合。
鶴田は4失点の12点、ブッチャーは4失点の10点となりました。この日バラクーダの公式戦はありませんでしたが高知大会までで失点3の13点と首位のデストロイヤーの14点に1点差と迫っていました。
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