87年全日本プロレス「創立満15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」第3戦、11月23日水戸市民体育館(観衆2,400人発表)大会。
この年のリーグ戦は最多12チーム参戦で、日程もハードですが、地方会場ではファンサービスとして公式戦参加チーム同士の通常のタッグマッチが多く組まれました。メインイベントはジャイアント馬場&輪島大士組とアブドーラ・ザ・ブッチャー&TNT組の60分1本勝負。両チームは最終戦の12月11日、日本武道館で公式戦で対戦が決まっております。
馬場とブッチャーは86年にプエルトリコで対戦していますが、日本では81年4月の「第9回チャンピオン・カーニバル」以来の対戦、輪島とブッチャーはこれが初対決。試合は10分20秒、両チームリングアウトの引き分けとなりました。
セミファイナルはスタン・ハンセン&テリー・ゴディ組とトム・ジンク&ザ・ターミネーター組のタッグマッチ45分1本勝負。8分52秒、ハンセンがウェスタン・ラリアットからターミネーターを体固めに決めてハンセン&ゴディ組の勝利。
ブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカ組とザ・グレート・カブキ&ジョン・テンタ組の通常のタッグマッチ30分1本勝負はブロディがテンタにビッグブート(キングコング・キック)を決め、9分47秒にスヌーカがエビ固めでテンタをフォール。
公式戦はジャンボ鶴田&谷津嘉章組の五輪コンビがタイガーマスク&仲野信市組と対戦。つい先日まで鶴田はタイガーマスクと、谷津は仲野とコンビを組んでいましたが、公式戦での全日版世代抗争マッチとなりました。
フライング・ボディシザース・ドロップ(空中胴絞め落とし)にきた仲野を鶴田は受け止め、トップロープに首を打ちつけて19分2秒、鶴田が仲野をエビ固めでフォール。鶴田&谷津組は開幕戦以来3連勝で3戦3勝の6点、タイガーマスク&仲野組は1戦1敗の0点。
天龍源一郎&阿修羅・原組の龍原砲はマーククリスのヤングブラッド兄弟と通常のタッグマッチ30分1本勝負で対戦天龍が13分57秒、パワーボムからのエビ固めでクリスを撃破しています。
公式戦はもう1試合組まれ、ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクスとラッシャー木村&鶴見五郎組の国際血盟軍の一戦は12分16秒、ドリーが鶴見をフライング・ボディシザース・ドロップから体固めで手堅く勝利を収め、ファンクスは3戦2勝1敗の4点、R木村&鶴見組は1戦1敗の0点。
全日本プロレス本隊対天龍同盟、渕正信&ハル薗田組vsサムソン冬木&川田利明組は20分時間切れ引き分け。タイガー・ジェット・シンの招聘により南アフリカ共和国へ遠征が決まっていた薗田ですが、翌11月24日が青森八戸市で、東北・北海道巡業に入ることから八戸入りはせず、従って結果的にこの日が最後の試合時となってしまいました。
マイティ井上と寺西勇のシングルマッチは11分20秒、両者リングアウト。高木功と永源遙のシングルマッチは9分4秒、永源の急所攻撃により高木の反則勝ち。
第1試合の百田光雄と小川良成のシングルマッチは10分17秒、逆さ押さえ込みで百田が勝利を飾っています。
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