87年全日本プロレス「創立満15周年記念ジャイアント・シリーズ」、10月21日、熊本市体育館(テレビ収録、観衆3,100人発表)大会。72年10月21日町田市体育館で旗揚げ前夜祭を行った全日本プロレスはこの日が真の15周年旗揚げ記念日となりました。
メインイベントはインターナショナル・タッグ王者チーム、アニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズがジャンボ鶴田&ジョン・テンタ組と対戦。6月8日福岡国際センター大会のテレビ収録マッチと同じ組合せとなりました。
ホークがラリアットで鶴田を場外に落とした隙に、ウォリアーズは孤立したテンタに2人がかりのクローズラインを打ってダウンさせ、コーナーポストに上がったホークをアニマルが倒れたテンタの上に投げ落としフォール。5分38秒、ホークが片エビ固めでテンタを破りました。フィニッシュは6月8日の福岡大会と同じでした。
セミファイナルは19日の大分大会に次いで全日本プロレス本隊のタイガーマスクとジャパンプロレスの仲野信市が越境タッグを結成、天龍源一郎&阿修羅・原組の龍原砲とぶつかりました。
天龍がタイガーマスクを場外に投げ落とし、リング上1人になった仲野に原とのツープラトンのダブル・ショルダータックル攻撃、これは効いたか、ダメージの残る仲野に原がパワーボム、16分59秒、原がエビ固めで仲野からフォール勝ち。
天龍のフィニッシュ・ホールドとして知られるパワーボムですが、原もこの頃は天龍の影響を受けてフィニッシュに使うようになっていました。
輪島大士&石川敬士組はタイガー・ジェット・シン&ジョージ・ワインゲロフ組と対戦、12分38秒、輪島が2段式ネックブリーカードロップ(ラリアットを打った後、離さずに相手の頭部に揺さぶりをかけて叩きつける技)からワインゲロフを体固めに決めて輪島&石川組の勝利。
国際血盟軍の強力な助っ人、テリー・ゴディは鶴見五郎と組んで馬場&高木功組と対戦し10分37秒、ラリアットからの体固めで高木を破りました。
全日本対国際血盟軍、大熊元司とこの日は珍しいシングルマッチ登場のラッシャー木村が対戦、8分1秒、R木村がブルドッキング・ヘッドロックからの体固めで完勝。
ザ・グレート・カブキ&マイティ井上組vsスポット&スパイクのザ・ムーンドッグスは10分16秒、M井上がサマーソルト・ドロップからの片エビ固めでスパイクを撃破。
ムーンドッグスと寺西勇の組合せのところでも書きましたが、ムーンドッグスは国際プロレス向きのキャラクター、存在している間に国際に来日していれば、M井上&アニマル浜口組時代のIWA世界タッグ王座に挑戦していたかと思われ、特にスポットことラリー・レイザムは80年に国際に来日が予定されていただけに、感慨もひとしおです。
3日後の10月24日、兵庫県姫路市厚生会館で石川&M井上組のアジア・タッグ王座に初挑戦する天龍同盟のサムソン冬木&川田利明組はドクトル・ワグナー・ジュニア&アンヘル・ブランコ・ジュニアと対戦。ここで軽量のルチャドールに不覚を取る訳にはいかず、11分28秒、川田がラリアットからの片エビ固めでブランコJRを破りました。
第1〜3試合はいずれも全日本対ジャパンのシングルマッチ、渕正信と寺西は12分42秒、両者リングアウトの引き分け。ハル薗田は永源遙を10分32秒、首固めで丸め込んでのフォール勝ち。
第1試合の小川良成と栗栖正伸の対戦は10分33秒、逆さ押さえ込みでベテラン栗栖が勝っております。
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